猫用ケージのおすすめ10選!子猫用から大きいサイズの猫ケージの選び方!

猫ちゃんを迎えるにあたって必要になる一つが猫用ケージです。

猫ちゃんの生活スペースの一部にもなるので猫用ケージ選びはとても重要になります。

しかし現在猫用ケージにもさまざまな種類があり、選ぶのが難しいという方もいるのではないでしょうか?

特に初めて猫ちゃんを迎える方などは最初にぶつかる壁でもあると思います。

今回は猫用ケージの選び方とおすすめの猫用ケージについて解説していきますのでぜひ最後までご覧ください。

目次

猫用ケージとは

キャットケージとも呼ばれるもので、必要な時に猫を中に入れて猫の行動を制限できるものです。

この中で一日中生活させるものではなく、主に一時的に使用するイメージです。

現在ではデザインにこだわったものも多くインテリアにもなじむようなケージもたくさんあります。

1匹用の小さいものから、2匹以上の多頭用の大きなものまであります。

猫用ケージって必要?

猫をおうちに迎えた際など、ストレスなく環境に慣らすには猫用ケージは必要です。

猫は狭いところを好みます。

なのでいきなりしきりのない、広い場所などに離された時にはテレビの下、ソファの下、家具の間などに身を隠そうとします。

そうなってしまうと最初のコミュニケーションなどもうまく取れなくなり、慣れるのに時間がかかるでしょう。

お迎えした際には、猫をケージに入れてコミュニケーションをとりながら、環境に慣らしてあげることがベストです。

他にも猫用ケージを使うメリットがいくつかあるので以下でご紹介いたします。

猫用ケージを使うメリット

来客時などの脱走防止

来客が苦手な子だったり、外に興味がある子などは玄関などが開いた瞬間に逃げてしまうことがあります。

特に引っ越しなどの作業中に脱走してしまうケースが多いようです。

なので来客前や引っ越しなどの作業前に、猫をケージに入れておくと脱走防止になり、安心でしょう。

また元野良猫の子は外に行きたがる子が特に多いので必要であれば飼い主さんの外出時などにも入れてあげてもいいかもしれません。

先住猫がいる家庭で新入り猫をお迎えする時

先住猫がいるおうちに新しい子をお迎えする場合、いきなり新入り猫をおうちに離すのはNGです。

先住猫と良好な関係を築くためにはまず、新入り猫をケージに入れてケージ越しに先住猫と会わせてあげましょう。

先住猫のペースに合わせてあげることが大切です。

1週間程したらケージの扉を開けて、2匹を会わせてみましょう。

よほどな喧嘩をしない限りは、そのまま離してあげて大丈夫です。

留守番時の誤飲、事故

何か調子悪そうだなと病院へ行ったら、誤飲していたというケースも非常に多いです。

留守番時に誤飲してしまうことが多く、気付きにくいため体調が悪くなってから気づくことがほとんどです。

誤飲するものによっては腸閉塞や中毒を起こし命にかかわります。

またコードなどを噛んで感電してしまうこともあるので留守番時にはケージに入れてあげた方が安全でしょう。

治療が必要な子の隔離

病気になり治療が必要な子の隔離にもケージは便利です。

特に多頭飼いしている場合では特定の子の食事管理や、トイレ管理など放し飼いの状態ではなかなか難しいです。

なので治療が必要になった子は、ケージで一時的に隔離しご飯は食べられているか、おしっこはでているか、血尿ではないかなど確実にその子の健康状態を把握できるようにしましょう。

猫用ケージを使うデメリット

長時間の使用はストレスの原因に

ケージの長時間の使用はストレスの原因になります。

行動が制限されるため、運動不足にもなり肥満や問題行動などにもつながります。

またここは嫌な場所だという認識もでてきてしまい入ることを拒んでくる可能性もあります。

そうならないよう猫用ケージの使用はなるべく短時間にし、長時間の使用は避けるようにしましょう。

スペースの確保が必要

猫用ケージの大きさはさまざまですが1匹用でもそれなりの大きさがあります。

猫は上下運動が必要なため、段があるケージがほとんどです。

そのため高さや幅をとり、生活スペースが狭くなってしまうことが多いです。

また多頭用のケージではより高く、幅も広くなっていたりするので生活環境に合ったサイズのケージを選ぶ必要があります。

組み立てや解体

猫用ケージの中には組み立てが複雑なものもあります。

段が増えると、なお複雑になるため、大きいサイズなどのケージの組み立ては複数人で行うことをおすすめします。

また掃除などで移動させたい時や、引っ越しなどで解体が必要になった際にも人手が必要になったりするので

一人暮らしの方などは少し大変かもしれません。

猫用ケージの選び方

子猫や1匹用であればコンパクトなものでOK

子猫を迎える際や、1匹用にと猫用ケージを考えている場合は最初はコンパクトなもので大丈夫です。

子猫であれば体の割にケージが大きいと段の高さで骨折してしまう可能性があるのでそういった事故を防ぐためにもコンパクトな体に合ったサイズを選びましょう。

また成猫の1匹用であればコンパクトなものでも上下運動ができ、トイレやベッド、お水、ご飯などが置けるスペースが確保できれば問題ありません。

狭い部屋やケージを置くスペースがあまり確保できないという場合は無理に大きいものを選ぶ必要はありません。

多頭用の場合はなるべく大きいものを

2匹以上の場合は、なるべく大きいものを用意してあげましょう。

2匹、3匹となるとみんながみんな、同じところで寝るとは限らずそれぞれのスペースが必要になります。

またお水やご飯なども多くなると思うので段数を多いものを選んだり、天板などの幅が広いものを選んだり共存するスペースを確保できるものを選びましょう。

大きいものでもスリムなケージもある

大きいものが欲しいけど置くスペースがないというご家庭もあると思います。

そんな場合は、大きくてスリムなサイズのケージもあるのでスリムタイプを選びましょう。

スリムにはなるので幅などは多少狭くなるかと思いますがその分高さなどができ、上下運動もよりできるようになります。

また段が増えることでそれぞれのスペースも確保できやすくなるので問題なく使用できるでしょう。

猫用ケージおすすめ10選

【ペティオ(Petio)】necoco 仔猫からのしつけにもぴったりなキャットルームサークル

仔猫の時から使える猫用ケージです。

ステップの高さも変えられるほか、ステップをトイレやベッドなどにも使用できます。

またキャスターもついているため、移動も簡単にできます。

デザインも高級感があり、インテリアにも合わせやすいでしょう。

組み立ても簡単なので、一人暮らしの方にもおすすめです。

サイズ幅71×高さ101×奥行57.5
素材鉄・木材・ポリプロピレン

【Elim’s Choice】キャットケージ 木製フレーム 2段

幅広タイプの猫用ケージです。

幅が広いため、くつろげるスペースが広く多頭飼いのおうちにおすすめです。

少し幅は狭くなりますが、3段タイプもあるので状況に合わせたタイプを選べます。

またフレームに天然の欅が使用されているので一般的なケージよりも、質感や耐久性に優れており

いざという時にも安心です。

サイズ幅86×高さ128×奥行55
素材スチール、木材、ポリプロピレン

【アイリスオーヤマ】スリムキャットケージ 2段 ホワイト

コンパクトかつ高さがある猫用ケージです。

2段でも十分な高さがありますが、より高さを作ってあげたいという方は3段タイプもあるのでおすすめです。

また転倒防止チェーンや全ての扉に鍵がかけれるので脱走の心配もなく、安全に使用できます。

コンパクトであり、組み立ても簡単なので一人暮らしのおうちにもおすすめです。

サイズ幅74.5×高さ133.5×奥行47
素材プリプロピレン、合金銅

【アイリスオーヤマ】キャットタワー付きケージ スリム ホワイト

キャットタワーが備え付けの猫用ケージです。

組み替え自由な棚板や、ハンモック、キャットタワーなど遊び心がたくさん詰まったケージで

ケージに入っていながらも楽しく、快適に過ごせるようになっています。

またカラー展開が豊富なのでインテリアにも合わせやすいでしょう。

一番下段の扉は少し大きめに作られているためトイレ掃除などもしやすくなっています。

サイズ幅69×高さ169×奥行54.5
素材ポリプロピレン、合金銅

【Raku(ラク)】大型折りたたみキャットケージ

多頭飼いにも使用できる大きめの猫用ケージです。

段階の組み立てが自由にできるため1段〜3段まで、好きな高さにすることが可能です。

また出入り口部分に4つの設定がありその場の状況に応じて簡単にロックをかけたりすることができるので安全に使用することができます。

色展開も豊富なのでインテリアにも合わせやすいでしょう。

サイズ幅83×高さ109×奥行60

【タンスのゲン】キャットケージ 2段

猫用ケージには珍しい、トイレが一体型となったものです。

砂が飛び散らないようドーム型になっておりケージ外から引き出せるため、簡単にトイレ掃除ができます。

また収納トレイもついているためトイレ砂や、おもちゃなども収納可能です。

段数の変更もできるため、1段〜3段にしても使用できます。

シンプルなデザインで、カラー展開も豊富なのでインテリアにも合わせやすく、コンパクトなため場所をあまりとらないのも嬉しいポイントです。

サイズ幅82×高さ112×奥行56
素材スチール、ポリエチレン、合金銅

【タンスのゲン】猫ケージ 3段

ひろびろしたスペースでゆっくりできる3段ケージです。

このケージは、全てプラスチックでできているため

・錆びない

・丸洗いできる

・音が響かない

といったような特徴があります。

音が響かないため、怖がりな子などの使用にもおすすめです。

また扉部分が透明になっており、外から中の様子がいつでも確認できるので安心です。

サイズ幅81×高さ182×奥行55
素材ポリプロピレン

【アイリスオーヤマ】キャットケージ 2段

おしゃれなカラーが特徴な猫用ケージです。

部屋に馴染みやすいように、棚板は木目調、線材はマット塗装にされており3色のカラー展開もあるのでおしゃれかつ、インテリアに合った猫用ケージを求めている方にはおすすめのケージです。

デザインだけではなく、機能もしっかりしていて下段の扉は大きめで、トイレ掃除などがしやすくなっており、また棚板が広いので、ベッドなども置きやすくゆっくりとくつろげるスペースが確保できます。

サイズ幅93×高さ121×奥行63
素材スチール、ポリプロピレン、合金銅、メラミン樹脂、ABS樹脂

【Xverycan】猫用ケージ 2段

組み立てが簡単で、組み替えが自由にできる猫用ケージです。

横にも繋げられるので段差の上り下りがしずらい仔猫やシニア猫などにおすすめです。

2段にすることも可能なので成猫にももちろん使用できます。

また組み立ての際に工具が不要なのですぐに組み立てて使用できるのも嬉しいポイントです。

使用しない時にも折りたたんでコンパクトになるため収納場所もとりません。

サイズ幅70×高さ70×奥行45
素材

【PETEPELA(ペテぺラ)】猫ケージ 大型 XL

多頭飼いにぴったりな大型のケージです。

4〜5匹でも余裕があるくらいのサイズになります。

大きいですが、キャスターがついているため移動は楽にでき全ての段の正面に扉がついているので、物の出し入れなども簡単にできます。

また一番下段には猫用扉がついており外側から鍵をかけることも可能なので安心して使用できます。

場所を大幅にとるため、スペースの確保が必要ですが多頭用のおうちにはおすすめです。

サイズ幅187×高さ184.5×奥行62.5

【TAPA】キャットケージ 2段

トイレが埋め込まれているタイプの猫用ケージです。

トイレトレイは外からの掃除が可能です。

カラー展開が、ブルーやピンクなどのかわいらしい色からブラウン、グレー、アイボリーといった落ち着いた色まであるため多色から選べるのも嬉しいポイントです。

また素材にはエポキシ樹脂という錆びにくく、耐食性、耐摩擦性に優れているものが使われているので、

末長く使用することができるでしょう。

サイズ幅83×高さ132×奥行59
素材スチール、ABS樹脂、エポキシ樹脂

猫用ケージはどこに置けばいい?

肝心な猫用ケージの置き場所ですがどこでもいいわけではないんです。

場所により、体調不良も起こりうるので場所選びの注意点について以下にまとめます。

エアコンの風が直接当たらない場所

猫にとって温度管理はとても重要で最適な温度が20℃〜28℃、湿度が50%前後と言われています。

そんな温度管理に必要なのがエアコンですがこのエアコンの風が直接当たらないようにしましょう。

風が直接体にあたってしまうと、冷えすぎたり暑くなりすぎたりで体調不良の原因になってしまいます。

もし場所的に難しい場合は、

・部分的にケージを布でカバーし壁をつくる

・ドーム状のベットをケージに入れる

・エアコンの風向口の向きを固定する

などの対策をし直接風が当たらないようにしましょう。

物静かな場所

猫は騒がしいのが好きではありません。

音が出る家電の横や、人通りが多い廊下などは猫がゆっくり落ち着ける場所ではないのでケージを置くのは避けましょう。

かといって飼い主の目の届かない場所でもなにかあった時危険ですので、リビングなどに置く場合は、目隠しになるようなものを作り落ち着ける場所を確保してあげてください。

外が見える場所

猫は外を眺めるのが好きなのでできれば窓際などの外が見えるような場所に置いてあげるといいでしょう。

鳥や虫などを目で追って、クラッキングという独特な鳴き方をしたりするのでそういった野生的な一面も見ることができるかもしれません。

ただ夏場などの窓際などは直射日光などが入るためとても高温になります。なので夏場は避けるか、遮光カーテンなどをしてあげると安心です。

猫用ケージを選ぶ時のよくある質問

犬用ケージでも代用できる?

できません。

しかし子猫などの一時的な使用では可能でしょう。

しかし柵間などから出てしまったりするので安全とは言えません。

猫をケージに入れると鳴き続けてしまうのですが?

無視をしましょう。

入れると鳴くから出してしまうとよく聞きますがそうすると”鳴くと出してくれる”と覚えてしまいます。

なのでかわいそうな気はしますがぐっと堪えて、鳴いている時は無視をして出さないようにしましょう。

次第に”鳴いてもだしてもらえない”とわかってくれるので鳴くこともだんだん減ってくるでしょう。

ケージにはなにを入れたらいい?

お水、ご飯、トイレは必ず入れてあげてください。

その他にベッド、爪研ぎ、ハンモック、おもちゃなど猫が快適に過ごせるものを入れてあげてもいいでしょう。

まとめ

猫用ケージにもさまざまな種類があり大きさ、機能性、デザインなど多種多様です。

猫や家の環境によって選び方はさまざまなので各家庭にあったものを選びましょう。

猫用ケージの選び方や購入に迷っている方に、本記事が参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

猫飼い歴14年の無類の猫好き。
【猫健康管理士】の資格を持ち、猫の生態や健康に生きていくための知識を持っていて、猫と快適に過ごす方法やコツなどを紹介させていただきます。
また、猫を飼っている人の為の猫グッズを販売している「and.」のサービス運営を行っていて、保護猫団体への寄付を行い、精力的に保護猫活動を行っています。

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