キャットフード【ドライフード】の保存方法どうしてる?真空可能な保存容器や乾燥剤を利用した保存方法を紹介します!

キャットフードの保存って皆さんどうしてますか?

意外と袋のまま常温保存してしまっているという方、多いのではないでしょうか??

今回はそんなキャットフードのなかでも【ドライフード】の保存方法について、私自身の勉強もかねて調べてみました!!

悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。

目次

キャットフードの保存方法を紹介します!

実際のところみなさんキャットフードの保管ってどうしているのでしょうか?

あまり話題にすることもないし、キャットフードの袋の裏をまじまじ読んでいる人ってどれくらいいるのでしょう?

先日、猫を飼っている方60人に独自にアンケートをとってみたところキャットフードの保存方法については以下のような結果でした。

アンケート結果

袋のまま保存:38/60名
※うち6名は暗所保管

密封袋もしくは容器で保存:20/60名
※うち2名は乾燥剤も使用

冷蔵庫で保存:2/60名
※うち1名は夏場だけ冷蔵庫、冬は常温保存

半数以上が袋のまま保存してました・・・意外ですね。

良いか悪いか・・・詳しく見ていきましょう。

キャットフードはドライとウェットがありますが、今回はドライフードの保管を中心に紹介しています。

ウェットフードについては記事の一番下の方に【ウェットフードの保管の仕方】で簡単にまとめています。

キャットフードの保存で気をつけなければいけないこと

まず、キャットフードの保管で気をつけることは

  • 酸化
  • 湿気やカビ

この2つです。

酸化

酸化は字の通り、食べ物が空気に触れることで酸素と化合することです。

酸化とは、皮をむいたリンゴを置いておくと茶色に変色する事を酸化と言って、もっと簡単に言えば食べ物が腐るということですね。

参加すると風味が落ちたり、お腹を壊したりするのはもちろんですが、酸化した食べ物を摂取すると老化が進むらしいですね。

キャットフードは肉の脂肪分などたくさんの脂質が使用されています。

脂質は猫ちゃんの健康に必要な大切な栄養素ですが、同時に酸化を進行させ、酸化した脂質は悪玉コレステロールに変化します。

それが体内に蓄積されると以下のような体に対するデメリットがあります。

  • 嘔吐や下痢
  • 免疫力の低下
  • 老化の促進
  • 発がん
  • アレルギー

すぐにお腹を壊して気づかせてくれたらまだよい方ですが、気づかずにいつまでも酸化したフードを食べさせ続けていると取り返しのつかない病気になってしまうことがありますので注意が必要です。

リンゴやバナナなどの食物は白色から変化をするので分かり易いですが、どのキャットフードは初めから茶色っぽい色なので色で酸化しているか確かめるのは難しいですね。

以下のような時は酸化している可能性がありますので気をつけてください。

  • 猫がフードに近づくが口にしない
  • 表面がべたべた脂っぽい
  • 油っぽい匂いがする

最近では猫ちゃんの健康を良く考えられた食品添加物無添加フードもたくさんあります。

無添加フードも酸化を防ぐために天然由来の成分が使用されていますが、やはり人口酸化防止剤に比べると劣りますので、フードの劣化も早まります。

無添加フードは高価なものが多いのでキャットフードの袋自体にパッキンがついていたり酸化防止に気をつけられていますが、それは天然由来の酸化防止剤の効果が低いためでもあります。

保管方法に気をつけ、なるべく早く使い切るようにしましょう。

またキャットフードを袋から出して半日もすると酸化が始まるといわれています。

保存をきちんとしていても置き餌をしていたら意味がないので、時間を決めて餌を下げることも大切です!!

置き餌についてはこちらの記事にもまとめているので良かったら覗いてください。

https://flowerneko.com/neko-okiesa/

湿気・カビ

酸化と同時に湿気やカビにも気をつける必要があります。

基本の変化が激しいところに保管していたり、湿気の多い雨季の時期に袋のまま保管していると餌が水分を吸収して湿気てしまい風味や栄養が落ちてしまいます。

最悪カビが生えてしまい、気づかずにあげてしまったら・・・怖いですね。

アンケートで「冷蔵庫に保管する」と答えた人が2/60名いましたが、冷蔵庫を開け閉めする際に温度差が激しく結露がつきやすくカビが生えやすいのでよくないのです!!

ずぼらな私からすると「冷蔵庫に保管なんてすばらしい!」と思ったのにドライフードにとっては良くないんですね。

キャットフードの正しい保存方法

ではキャットフードを酸化や湿気・カビから守るためにはどんな保存をしたらよいのでしょうか??

最低限守りたい4つのポイントはこちらです。

  • 密封する
  • 高温・多湿を避ける
  • 温度差が少ない場所に保管
  • 直射日光を避ける

温度差が少ない場所や直接日光を避けるために外に出しっぱなしにせず、戸棚や押入れにしまっておく必要がありますね。

では密封や湿度からはどうやって守ったらよいのでしょうか?

乾燥剤(除湿剤)・脱酸素剤の利用

人間の食品にかならず入っているアレです!

ペットフード専用のものもありますが、人間用のものでも代用できます。
乾燥剤、脱酸素剤それぞれの特性を紹介します!

乾燥剤(除湿剤)

乾燥剤が空気中の水分を吸収してくれるのでキャットフードが湿気のを防いでくれます。

人間の食品だとおせんべいやクッキーなどパリパリ、サクサクしている食品に入っているものが乾燥剤です。

脱酸素剤

酸素を吸収し、酸化を防ぎ食品が傷むのを防いでくれる鮮度保持剤です。

人間の食品だとお餅などしっとりしたものに入っている場合が多いです。

※こちらはお菓子によく入っているエージレスという脱酸素剤ですが代用可能です。

両方とも密封されていない状態では意味がないので、密封した状態で乾燥剤や脱酸素剤を一緒に入れてあげましょう。

乾燥剤と脱酸素剤の使い分けですが、キャットフードによりますが、だいたい「開封後1ヶ月以内に食べきる」というのが基準となっています。

密封する、高温・多湿を避ける、温度差が少ない場所に保管、直射日光を避けるこの4つのポイントを守っていれば通常1ヶ月以内であれば痛むことは少ないですが、大量に購入し小分けにしている場合は脱酸素剤をいれたり、雨季の季節は乾燥剤をいれるなどして使い分けましょう。

密閉容器

乾燥剤なども密閉容器に入れないと意味がないと書きましたが、密閉容器であればどんなものでもかまいません。

ニトリや百均の密閉容器をオシャレに使いこなしている人もたくさんいました!

乾燥剤も一緒に百均で手に入れることも可能ですよ!!

アンケートをとった中には米びつを利用している人もいました!

ペットフード用の密閉フッドストッカーもいろんな種類が売られています。

例えばこちらは4キロまでのドライフードが保存でき、フタの内側には乾燥剤をつける仕様になっています。

袋のまま入れられるのでお掃除も楽チンだし、スコップもついていて便利です!!

ペットフード用なので匂いももれず、縦長で場所もとらずに便利と口コミも好評です!!

昔実家でわんこを飼っていた時はもう少し大き目のペットフードストッカーを使ってましたが、匂いなどで苦労したことはありません。

キャットフードって結構匂うので、匂いが出ないのは重要なポイントですね!

真空容器の利用

さらに新鮮にフードを保ちたい方やキャットフードを大袋で購入している場合は真空にして保存しましょう。

上についてるダイヤルを回すだけで真空になるとっても簡単な真空容器です!!

こんなに簡単に新鮮を保てるのであれば、ぜひ猫ちゃんのためにも試してみたいですね!

透明に白でシンプルなデザインで見た目にもおしゃれなので、戸棚を空けたときに見えてしまっても恥ずかしくないですね。

真空容器も他にもたくさんありますし、こちらもペット用ではなくても食品用でも問題ないので自分の使いやすいものを見つけてくださいね!!

真空容器ではありませんが、真空パックが出来てしまうこんな器械をお持ちの家庭もあるかもしれません。

キャットフードが安くてついまとめて買ってしまった時などいつもよりストックがたくさんある場合は数回分に分けて真空パックにすればより鮮度が保たれます。

容器だと保管にかさばりますが、これならちょっとした隙間にも保管できて便利です!!

真空パック

お正月に来た料理人のお友達に唐揚げやら牛筋煮込みやらを真空パックにしていただきました。

冷凍もできるしとっても便利!!!

料理の作り置きってあまりしないのですが、時々作り過ぎた時はタッパやジップロックで冷凍しますが、やっぱり風味落ちてしまいますもんね。

もう少しお手軽にポンプで自分で空気を出すタイプもあります。

こちらは袋も何度も使えるので経済的にも嬉しいですね!

こんな感じに小分けにして一日毎に分けてもいいですね!!

ウェットフードの保管の仕方

ウェットフードは使い切りタイプが多いのであまり保管方法に悩むことはないかもしれません。

ただ万が一余った場合、冷蔵庫に入れたくなってしまいそうですが・・・冷蔵・冷凍は基本しない方が良いです!!

ウェットフードは水分量が多いのでその分傷みやすいのです。

どうしても使い切れなくて冷蔵庫に保管する時は、缶のままだと菌が繁殖しやすいのでキレイなタッパ―などに移し替えてから冷蔵庫に入れましょう。

冷凍保存は風味や触感が落ちてしまうので、解凍後の食いつきがどうしても悪くなってしまいます。

万が一ウェットフードを冷凍保存した場合、解凍は冷蔵庫でゆっくり解凍しましょう。

レンジを使うと火が通り過ぎたり、風味が落ちたりするので避けましょう。
猫の食材も人間と同じように考えてあげるとわかりやすいですね。

やはりウェットフードは使い切りが基本ですね!!

まとめ

今回はキャットフードの保存方法について紹介してみました。

猫ちゃんの健康な体を作ってくれるキャットフードですが、保存の仕方ひとつでキャットフードが体に害を与えてしまいます!!

キャットフードの大敵は「酸化」「湿気・カビ」です。

大切な猫ちゃんの体に入るフードを大敵から守るためには

  • 密封する
  • 高温・多湿を避ける
  • 温度差が少ない場所に保管
  • 直射日光を避ける

を守りましょう!!

そして乾燥剤や密封容器・真空容器を使うことでいつも新鮮でおいしいフードを食べてもらいましょう!!

キャットフードに保存にオススメなグッズのまとめ

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この記事を書いた人

猫飼い歴14年の無類の猫好き。
【猫健康管理士】の資格を持ち、猫の生態や健康に生きていくための知識を持っていて、猫と快適に過ごす方法やコツなどを紹介させていただきます。
また、猫を飼っている人の為の猫グッズを販売している「and.」のサービス運営を行っていて、保護猫団体への寄付を行い、精力的に保護猫活動を行っています。

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