猫の手作りご飯のメリット•デメリット!食べない時の対処法や味付けについても

みなさんは猫に手作りご飯をあげたことはありますか?

この記事をご覧いただいてる方はあげたことがあったり、あげてみようかなと思っている方が多いと思います。

手作りの方が猫の身体にも良さそうなイメージがありますが実際のところどうなんでしょうか?

作ったところでちゃんと食べてくれるのかどうかも気になりますね!

ということで今回は猫の手作りご飯について

  • 猫の手作りご飯のメリット・デメリット!
  • 食べないときの対処法や味付け

この2つをご紹介したいと思います!

目次

猫の手作ご飯のメリット•デメリット!食べない時の対処法や味付けについても

猫の手作りご飯のメリット・デメリット!

どんなことにもメリットがあればデメリットもあります。

それは猫の手作りご飯についても同じ!

我が家の場合は2-3回ほど作ったことがありますが、それは猫たちの気分転換も兼ねてのもので、基本的にはデメリットを考えて手作り食は与えていません。

では一体どんなメリットとデメリットがあるのか、お伝えしていきたいと思います。

猫の手作りごはんのメリット

まずは猫の手作りごはんのメリットから紹介していきます。

●原材料についての不安がない●

市販のキャットフードの多くはよくわからない原材料が使われていますよね。

パッケージの裏面を見ても”これは何?”と思うことだってあるはず!

また安価なフードの中には病気だったり腐敗してしまっている動物のお肉が使われているとも言われていて不安です。

その点手作りご飯だと飼い主さんが材料を全て調理していくので、何を食べさせているのか明確に判断することができます。

自分の猫の身体を作っていくものが正確にわかるというのは安心ですね!

●水分を確保しやすい●

ドライフードは水分含有率が10%にも満たないことがほとんど!

泌尿器系の疾患が多い猫たちにはたくさん水分をとってほしいものですがドライフードではそうもいかないところ、手作りご飯ならドライフードよりも格段に水分が取れるんです。

手作りご飯に含まれる水分量は60-80%と言われており、ウェットフードと同じか少し少ない程度。

手作りご飯にすれば猫の泌尿器に配慮した食事を与えることができますね!

猫に必要な水分量はこちらの記事も参考にしてください↓

猫の水の必要量はどのくらい?飲まない原因•対処法(飲ませ方)も

●ドライでは得難い栄養素が取れる●

市販キャットフードの多くは製造するにあたって高温で一気に焼き上げる方法を取っていますが、高温で一気に焼き上げてしまうと素材そのものがもっている本来の栄養素が失われてしまうことも多々あります。

それと比べ手作り食なら生のままあげられる食材もありますし、調理方法も工夫できるのでドライフードでは得られない素材本来の栄養をとることが可能です!

デメリット

次にデメリットを紹介していきます。

●必要な栄養素が足りない可能性●

キャットフードの総合栄養食というのは、それと水だけで猫の身体に不足ない栄養を与えることができるものです。

猫にとっての必須アミノ酸は11種類もありますし、マグネシウムやカルシウムにリンなどバランスを崩すと泌尿器疾患になってしまう項目などもあります。

手作りご飯では飼い主さんが猫に必要な栄養素などを全て調べあげ、最適なバランスで与えなければなりません。

これはなかなか難しいことだと思うのでデメリットになりますね。

●ドライフードを食べなくなる危険●

ずっと手作りご飯ばかりを食べているとドライフードを食べなくなるかもしれません。

猫はフードにしろグッズにしろ、いつも使っているものが1番好きな子達ですからね。

こうなると何が危険なのかですが、もし病気になった際に療法食が食べられなくなります。

例えばストルバイト結石になったら療法食で尿を弱酸性にするのが基本ですが、そういったことが出来なくなってしまうんです。

これは大きなデメリットになります。

●手間がかかる●

当たり前といえば当たり前ですが、ドライをあげるのと比べたら手間は数百倍!

皿に盛るだけの準備だったのが食材を買って調理してとなるわけですから仕方ありませんが、相応の手間は覚悟しておく必要がありそうです。

またはじめの頃は食べてくれないこともあると思います。

我が家のスコティッシュもそうなのですが、キャットフードしか食べたことの無い子は人が作った食事を自分が食べるものだと認識しないことが!

そういった認識から変える必要があるのも手間になってきちゃいますね。

メリットとデメリットを紹介しましたが、どちらを取るかは飼い主さんと愛猫ちゃんで相談してくださいね!

我が家ではメリットとデメリットを考慮して

  • 原材料が明確なドライフード
  • 低温調理されたドライフード
  • ドライの他にウエットや猫スープ併用

とすることで、手作り食のメリットをカバーしつつデメリットはない食事にしています。(強いていえば猫のエンゲル係数が高いくらいです)

手作り食と市販品で悩むという方は、こういった方法も参考にしてみてくださいね!

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食べないときの対処法や味付け

もちろん食べてくれないときだってあります。

市販のキャットフードでも食べてくれないことがありますよね。

なので食べてくれないことはそんなに珍しいことではないんです。

ではどうしたら食べてくれるようになるのか、味付けはどうしたらいいのかなどお伝えしていきたいと思います!

猫の好みを把握する

猫の好みにも色々あります。

  • 鶏肉がいいのか牛肉がいいのか、はたまた魚がいいのか
  • 生なのか、茹でるのと焼くのではどちらが好きなのか
  • パテ状がいいのか、シチューのようなとろとろの液体とゴロッとした具材がいいのか

まずこの好みに当てはまらないものを作っても食べてくれません。

なのでレシピを見てこれにしようと決めるのではなく、まずは愛猫は何が好きそうなのか確認しましょう。

いつもあげてるドライやウェットの食いつきから考えて好きそうなものを素材に選んで、好きな食感を味わってもらえるように作るのがいいですね!

トッピングを利用する

猫の食事に味付けはいりません。

どんなキャットフードにも醤油やみりんや砂糖なんて単語は入ってないと思います。

血糖値が急上昇したり塩分過多になってしまいます。

なので、味付けはしないのが基本ですがトッピングは利用してあげましょう!

猫の食いつきも良くなるのでおすすめです。

猫用かつお節はもちろん、栄養補填も兼ねてドライフードを細かく砕いてふりかけてもいいですね!

トッピング用のふりかけなども市販で簡単に手に入りますよ!

猫ちゃんの好きな物をトッピングしてあげ、美味しく食べてもらいましょう!

まとめ

猫の手作り食のメリットは

  • 原材料が明確にわかる
  • 水分量を確保しやすい
  • ドライではとれない栄養素がとれる

またデメリットは

  • 栄養不足になる可能性
  • キャットフードを食べなくなる危険
  • 相当な手間がかかる

といったことがあります。

やはり気持ち的には作ったものを食べてくれると嬉しいものの、栄養を考えると…など悩んでしまいますが飼い主さんと猫ちゃんにあった方を選んでくださいね。

また作っても食べてくれないことがありますが、そういうときは

  • 猫の好みにあったものを作る
  • トッピングを利用して食欲増進

このように工夫してあげると食べてくれるようになるのでおすすめです!

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この記事を書いた人

猫飼い歴14年の無類の猫好き。
【猫健康管理士】の資格を持ち、猫の生態や健康に生きていくための知識を持っていて、猫と快適に過ごす方法やコツなどを紹介させていただきます。
また、猫を飼っている人の為の猫グッズを販売している「and.」のサービス運営を行っていて、保護猫団体への寄付を行い、精力的に保護猫活動を行っています。

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