猫が大好き!でもちょっと触っただけで目がしょぼしょぼ、くしゃみが止まらない・・・猫アレルギーだからと猫を飼うことを諦めている人はいませんか?
もしくは自分が猫アレルギーと知らずに猫を家に既に迎え入れてしまい、症状が出てしまい困っている人もいるかもしれません。
私の旦那は色々なアレルギーを持っており、5歳の時に重篤な喘息を発症したことをきっかけにアレルギーテストをして、猫アレルギーがあったので泣く泣く飼っていた猫達を親戚の家に引き取ってもらうことにしたそうです。
そんな旦那と初めて暮した家にネズミが出たことをきっかけに猫を迎え入れた我が家ですが、始めのうちは勝手が分からず可哀そうなくらい目を真っ赤にしておりました。
10年近く猫と暮している今は猫アレルギーが出ることはほとんどなくなりました。
もちろん大人になって強くなったということもありますが、ちょっとした注意で猫アレルギーでもつらくならずに猫と暮すことができますのでその方法を紹介させていただきます。
猫アレルギー持ちが猫を飼う上での注意点
猫アレルギーを持つ家族が居たらまず以下のことに気をつけましょう。
- こまめなブラッシング
- 日々の掃除
- 布製の家具はやめる
- 空気清浄機利用
こまめなブラッシング
猫アレルギーのアレルゲンは猫のふけや唾液、汗、皮脂腺などに多く含まれています。
このアレルゲンが乾燥して宙に舞ったものを吸い込んだり、猫を触った手で目をこすったりとすることでアレルギー反応が出てしまいます。
アレルゲンがたっぷりの唾液のついた舌でグルーミングをしますから、体中の毛もアレルゲンでいっぱいです。
アレルゲンが少しでも宙に舞ったり、猫が使用した家具等につかないようにこまめなブラッシングをしましょう。
家の中でブラッシングをすると家中にアレルゲンが舞ってしまいますので、ブラッシングは外ですることにも注意しましょう。
日々の掃除
猫をきれいにするだけでなく、日々の家の掃除にも気をつけましょう。
いくらブラッシングしても猫の毛は抜け落ちます。
日々の掃除でアレルゲンの除去を目指しましょう。特にソファーやカーペットなど布製の製品は抜け毛も残りやすいのでこまめにコロコロしましょう。
アレルゲンは水に弱いので床の水拭きや、カーテンやシーツの洗濯も頻繁にするようにしましょう。
それから猫のトイレや寝床にもアレルゲンがたっぷりついていますのでこちらも毎日サボらずきちんと掃除してください。
布製の家具はやめる
布製品はアレルゲンがつきやすいです。
ソファーを皮製にしたり、カーペット自体を取り払ってしまったり、カーテンを止めてブラインドにする等、アレルゲンがつきにくく掃除のしやすい家具にしてみましょう。
空気清浄機の利用
アレルゲンは目に見えない小さな小さな物質で、いくらこまめに掃除をしたとしても空気中に舞うアレルゲンまで完璧に除去することは難しいです。
空気清浄機を使い空気中のアレルゲンを除去しましょう。
空気清浄機の定期的な掃除も忘れないでくださいね。
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アレルギーが少ない猫が居た!
アレルゲンゼロな猫はいませんが比較的アレルゲンが少ない品種もいます。
そんなアレルゲン少なめの猫たちは「ハイポアレルジェニック・キャット」と呼ばれています。
短毛種で抜け毛のすくない
- ロシアンブルー
- オリエンタルショートヘア
- ベンガル
- スフィンクス
長毛なのに抜け毛が少ない
- ジャバリーズ
- バリニーズ
巻き毛で抜け毛が少ない
- コーニッシュレックス
- デボンレックス
唾液に含まれるアレルゲンが少ない
- サイベリアン
などが「ハイポアレルジェニック・キャット」と呼ばれています。
アレルギー持ちの方はハイポアレルジェニック・キャットを検討してみましょう。
飼い主の免疫力を高めることも大切
アレルギー持ちの方は重々承知されているかと思いますが、以下のこと等に気をつけて自身の免疫力を高めアレルギーに負けない体を作りましょう。
- 十分な睡眠
- 健康的な食事
- 喫煙やアルコール摂取を見直す
- 適度な運動
旦那は喘息のために吸入ステロイドや喘息を抑える薬を日常的に使っていましたが、喫煙・酒を止め、通勤を自転車にして、家庭菜園の野菜を食べるようになった今ほとんど薬を使うことがなくなりました。
こんな小さなことで、と思われるかもしれませんが少しの心がけで免疫力が強くなるかもしれませんので、アレルゲンを取り除くことだけに注目せず、自分の免疫力も高めてみましょう。
まとめ
もちろんアレルギーの程度もありますので猫アレルギーがある全ての人が猫を飼えるようになるとは限りません。
上記で紹介したアレルゲンの少ない猫達もアレルゲンが少ないだけでゼロではありません。
猫アレルギーがあるけれど飼ってみたい人はまずは猫カフェ等で猫と触れ合ったり、実際に猫を飼っている人の家にお邪魔して様子をみたりすることから始めてみましょう。
そして、せっかく大好きな猫を迎え入れたのに、毎日くしゃみと目の充血でつらい・・・ということにならないように、猫を家に迎え入れるのは十分に準備と覚悟をしてからにしましょう。