猫を飼うまでは飼い猫には鈴のついた首輪をはめる、なんてイメージを持っていましたが、鈴はさておき私と同じように飼い猫の首には首輪がついてる印象がある方も多いんじゃないでしょうか?
ですが実際どうなんでしょう?
私は首輪を付けるメリットとデメリットを考えて猫と暮らしてから今現在まで首輪は付けていません。
この記事をご覧いただいてる方も同じように『デメリットって何かあるかな?あるなら付けようかどうか迷うな』と思っている方が多いと思います。
その通りで実はメリットもデメリットもあります。
ということで今回は同じような悩みを持っている方にむけて
- 猫の首輪は必要?メリットとデメリット
- 猫の首輪の選び方と注意点
この2つをご紹介したいと思います!
猫の首輪の必要性は?メリット・デメリットと選び方や注意点まとめ
うーん。「猫 首輪」で商品を見ると、最近はセーフティバックルが主流みたい…。セーフティバックルでももっときつく締めれば取れないのかなー?
とは言え迷子になった時は取れない方がいいし、
普段の事故を防ぐには取れた方がいいし。
悩む。
😕💭— くーけ☆ (@pyrite0000) February 8, 2018
猫に首輪をつけるかつけないか、悩まれている飼い主さんはとても多いですよね。
猫の首輪のメリットとデメリットをきちんと理解して、自分と自分の猫にはメリット、デメリットどちらが大きいのか考え、慎重に決めましょう。
猫の首輪は必要?メリットとデメリット
そもそも首輪は必要なのか・必要じゃないのか、それは主に飼い主さんの考え方によるとしか言えません。
どういうことかというと付けることによってメリット・デメリットの両方が発生するので、いいと思うか悪いと思うか飼い主さん次第になってしまうということ。
実際猫の首輪にはどんなメリットやデメリットがあるのか?
いくつかご紹介したいと思います。
猫の首輪のメリット
最大のメリットは外猫はもちろん、完全室内飼いの猫であっても脱走した時など外へ行ってしまったときに野良ではなく飼い猫であることを周囲に知らせられること!
これは重要なポイントです。
首輪があるかないかで保健所送りになるかならないか決まると言っても過言ではありません。
首輪に飼い主の連絡先などを書いていれば、もし脱走してしまっても通りすがりの方に見つけてもらったりで戻ってくる可能性が高まります!
マイクロチップを埋め込んでも猫を飼ったことのない人にはそんなものが埋め込まれている知識自体ないかもしれませんし、保健所や動物病院でもマイクロチップの情報を読み取れる機械そのものがないことだってあります。
それを思えば首輪のメリットは格段に素晴らしいものですね!
またそれ以外にも鈴など動けば音が鳴る首輪を付けていれば部屋の中で猫を見失ってもすぐに見つけられます。
猫はその身軽さゆえにタンスの中やキッチン戸棚の中など思いもよらないところにうっかり入って出れなくなっていることがあるので、猫を見つけるという点でも便利です。
猫の首輪のデメリット
デメリットは主に3つ!
- 命を落とす危険があること
- ストレスになること
- 皮膚炎になる可能性があること
命を落とすってどういうこと⁈と思われた方も多いと思いますが、それは首輪が原因で窒息死してしまう可能性があるということです。
猫はとってもしなやかな身体で、術後の保護服などを着せてもいつのまにか脱げかけてるなんてこともあります。
服でそれなのですから首輪だって動いているうちに余計な隙間ができることは多いです。
そんなときもしその隙間に何か引っかかってしまうと、結果として首に絡まり息ができなくなることがあります。
これは考えたくないデメリットですね。
次に当たり前といえば当たり前ですが、いきなり首によくわからないものを付けられても不満しかありません。
毛づくろいをよくする子などは邪魔になりますし、重さのあるものだと首が痛くてしょうがない、音がする首輪であれば動くたびに顔の近くで音がするため耳のいい猫にとってストレスMAX!
ストレスは万病の元とも言えますのでこれも悲しいデメリットです。
またあまりないかもしれませんが、首は日々動かす箇所なのでキツめのものを付けていると皮膚に当たって擦れてしまったりかぶれることがあります。
さらに何年も同じものを使い続けていると汚れなどから細菌などが繁殖し、弱った皮膚が細菌に負けて皮膚炎になる危険が!
こういったデメリットがあります。
我が家の場合、完全室内飼いであること・基本的に私が家にいること・首輪を付けたとしても引っかかったら外れるものにしたいので、とすれば迷子になった時に効力を発揮しない可能性も高いことを考えて首輪は付けないとしていました。
ただこのデメリットを考慮したとしても猫の健康管理にとってめちゃくちゃいいcatlogという首輪が販売されたので商品が届く9月からは付ける予定です!
猫の首輪catlog発売日はいつ?予約方法や使い方・機能について
メリットとデメリットの両方・飼い猫の生活状況を考えて付ける必要があるかないか飼い主さんが判断されるのがいいのかなと思います。
猫の首輪の選び方と注意点
首輪を選ぶときは初めてならシンプルなものがおススメ!
音がなるものなどは避けたほうがいいですね。
その方が猫も早く慣れてくれるようになります。
また首輪の長さは
猫の首の最も細い部分の長さ+人の指1-2本分
この長さのものを付けるようにしましょう。
緩すぎてもキツすぎても怪我や病気の原因になります。
基本的には首輪の長さと猫にとっての違和感の少なさをみて選んであげるといいですよ!
首輪を選ぶときに注意したい点が2つあります。
- 引っ掛かりがあった時に外れる仕組みになっているもの
- GPS機能付きの首輪はなるべく軽いもの
デメリットでもお伝えしましたが窒息してしまう可能性もあるので、引っ掛かりがあれば外れる仕組みになっている首輪にした方がいいです。
せっかく猫のためを思って首輪を付けたのに、それが原因で何かあったら悲しみしかありません。
最近では市販の首輪も引っかかると取れる仕組みになっている「セーフティーバックル」仕様の首輪がほとんですが、「セーフティーバックル」仕様になっているか確認しましょう。
またどうせ首輪をつけるなら付加機能があるものがいいという方も多いと思いますが、そんなときに考えるのはGPS機能付きの首輪じゃないでしょうか?
迷子になった時などにとても便利な機能ですが、出来るだけ軽いものにしてください!
GPS機能付きのものは100gを超える首輪がほとんどです。
体重3-5kgしかない猫たちにとって100gのものが首に常時あるのは結構辛いと思います。
なので可能な限り軽めなものを付けること!
そしてGPS機能付きのものは海外輸入商品が多いので、日本製の携帯電話でもちゃんと追跡できるのか商品内容をよく確認してから購入するのがおすすめです。
まとめ
猫の首輪にはいい点も悪い点もあります。
いい点としては
- 飼い猫であることを周囲に知らせられること
- 迷子になった時も見つけやすいこと
- 音がするものは猫の居場所がすぐにわかること
対して悪い点としては
- 命を落とす危険があること
- ストレスになること
- 皮膚炎になる可能性があること
こういったものが考えられます。
これらを考慮して付けるか付けないか飼い主さんが決められるといいと思います。
また首輪を付けるとなった時はストレスになりにくいシンプルなものかつ緩すぎてもキツすぎても良くないので、
猫の首の最も細い箇所の長さ+人の指1-2本分
になる長さの首輪を買いましょう。
また長さだけではなく猫の命を守るためにも引っかかれば外れる仕組みになっているもの・GPS機能付きならできるだけ軽めのものにすることに注意!
お気に入りの首輪を見つけてあげましょう!