皆さま猫の耳掃除はされていますか?
している方としていない方と丁度半々くらいかもしれませんね。
した方がいいのかもしれないけれど、爪切りだってあんなに嫌がるのに耳掃除なんて出来っこない!そんな方も多いかと思います。
たしかに耳の中を触るのはものすごく嫌がられそうですよね。
それに猫の耳掃除は必要だとも、必要ないとも言われていますよね。
自分ではしたことがないという方も多いかもしれませんが、猫によっては定期的に耳の中を綺麗にしてあげる必要があります。
そこで今回は
- 猫の耳掃除って必要?
- 猫の耳掃除の頻度はどのくらい?
- 猫が耳掃除を嫌がる時の上手なやり方!
を我が家の猫の体験をもとにお話させて頂きますのでぜひ参考にしてみてください。
猫の耳掃除したことないけど必要?頻度や嫌がる猫の上手なやり方を紹介!
猫ちゃんの耳掃除に苦労されている方って多いですよね・・・
猫さま基本的にわりかし大人しくやらせてくれるけど、耳掃除だけは抵抗がすごい
— 絢斗⚾️⚽️ (@smilepower24) 2019年5月1日
そして、終わったらおやつをあげたり、みなさん工夫されています。
爪切り、耳掃除後のご褒美おやつタイムのおみつさん。立ち上がったり手をかけたりすることなく、物足りないほどw大人しーく食べるんですが、全部食べ終わってもしばらく袋をぺろぺろぺろぺろw #猫 #黒猫 #元保護猫 #黒猫はいいぞ pic.twitter.com/iHqNpa1I1U
— enopitake (@enopitake01) 2019年5月2日
こうやって耳掃除している人がいると、耳掃除したことない人は、猫の耳掃除が必要なのかなおさら心配になりますよね。
猫の耳掃除って必要?
猫の耳掃除は正直なところ、その子によるというのが正しいです。
耳に関連する病気を経験したことがない子や、耳の中の油分が少ない子、またスコティッシュフォールドやマンチカンにいるような折れ耳ではない子は、基本的に必要ありません。
どんな猫も耳垢はできるのですが上記のような子であれば、基本的に耳垢は人の手を加えなくても外に出ていくようになっています。
ですが、そういう子であれば生涯において全く必要ないのかと言われるとそういうわけでもありません。
耳の外側に耳垢がたまっているなと感じた時は掃除してあげる必要があります。
また外耳炎や真菌症、耳ダニに感染していないかを見るためにも掃除はせずとも定期的にチェックしてあげてくださいね。
ではその他の子たちはどうして必要なんでしょうか。
それは耳垢が多くできる体質だったり、耳垢を外に出すことが難しい子たちだからです。
耳ダニにかかっている子などはものすごく耳垢がたまりますよね。
また折れ耳の猫も耳の中が蒸れやすく、耳垢も溜まりやすいと言われています。
耳の中の皮脂分泌が活発な子は耳垢も少しネバネバしていてスムーズに外に出てくれません。
猫にとって聴覚はとても重要な器官ですので、音がクリアに聞こえるためにもちゃんと掃除してあげる必要があります。
まずは自分の愛猫がどのタイプの耳なのかをチェックしてあげてくださいね。
我が家の猫は折れ耳のスコティッシュフォールドと少し油分の多い子猫になるので、2にゃんとも掃除しています!
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猫の耳掃除の頻度はどのくらい?
さて、愛猫ちゃんが定期的な耳掃除が必要な子だったと思われた方もいるかもしれません。
じゃあ実際どのくらいの頻度でしていけばいいの?毎日?週に1回?月に1回でいいの?など気になりますよね。
猫の耳掃除は週に1回すればいいと言われたりもしますが、結論的には猫の状態によって決めましょう。
週に1回ほど耳の中が汚れていないかチェックして、汚れていなければ掃除をする必要はありませんし、汚れていれば掃除するようにしてあげましょう。
頻繁にやりすぎると耳の中を傷つけてしまって外耳炎になる原因ともなりますので注意が必要です。
多くても週に1回として耳の中を綺麗にしてあげましょう。
我が家の2にゃんは耳の様子を見ながらですが、平均的に月に1回のペースで綺麗にしています。
また今までよりもすごく耳垢が溜まっている、耳から汁が出ているといった場合には耳ダニがいたり外耳炎になっている可能性があるので、すぐに病院を受診してくださいね。
猫が耳掃除を嫌がる時の上手なやり方!
猫の耳掃除と言えば耳の中にクリーナーを入れて、猫の耳を揉んで耳垢を浮かせて…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
かくいう私がそう思っていました。
動物病院などではこの方法でしてくれますが、お家でこれをするのはなかなか難しいですよね。
一般的には綿棒やコットンを使って掃除している方が多いです。
とは言っても大抵の子は嫌がります。
まず猫が嫌がらないための前提として可能な限り猫が幼い時からしてあげるようにしましょう。
何事も幼い頃からしていれば慣れてくれる子が多いです。
また普段のスキンシップの中でも頭や頬を撫でる時に、その流れで耳をよく触るようにしてあげてください。
耳を触られ慣れていない子は、いきなり耳を触られるだけで抵抗してしまいます。
じゃあ耳を触られるのに慣れてる子ならどんな方法でもいいの?となっちゃいますよね。
やり方によっては猫が嫌がって
「もう2度とさせてあげない!」
となってしまうこともありますから、極力猫が嫌にならないようにポイントをまとめたので参考にしてみてくださいね!
綿棒よりもコットン
綿棒でしてしまうと猫が動いた時などに奥の方にあたってしまったり、力が入り過ぎることがあります。
綿棒よりもコットンを使うことをおすすめします。
コットンに猫用のイヤークリーナーやオリーブオイルを染み込ませて優しく拭ってあげましょう。
我が家ではこちらのイヤークリーナーを使用しています。
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アルコールの匂いが嫌いな猫は多いとおもいますが、こちらは植物由来のものでノンアルコールなので匂いもきつくなくおすすめです!
また、オリーブオイルはイヤークリーナーを切らしてしまった時に使用しましたが、油分の多い子猫の耳垢も綺麗に取れました!
コットンに水を湿らせ、絞って少量のオリーブオイルをたらします。
オリーブオイルは少量でもよく染み込むので、あまり付けすぎないようにするのがポイントです!
べたついた場合は、終わった後にコットンやティッシュで拭いてあげてくださいね!
無理に全部はしない
耳垢を見ると全部綺麗に取りたくなっちゃいますよね。
ですが猫の耳は中で折れ曲がっているので奥まで掃除するのは危険です。
耳の外側にたまっている耳垢を取ってあげましょう。
また猫が嫌がったら途中だとしてもやめてあげてくださいね。
無理に続けると耳を触るだけで逃げてしまうかもしれません。
擦りすぎない
油分の多い耳垢だと少し拭っただけでは取れないこともあると思います。
ですが猫の耳はとても薄くなっていますよね。
そこでゴシゴシと力強く擦ってしまうと耳が痛くなってしまうことがありますので注意しましょう。
私はいきなり猫の耳にクリーナーを入れるという出来っこない方法でしてしまったために、なかなか猫が耳掃除をさせてくれなくなってしまいました。
しかし、上記のポイントを守って根気よく続けると大きな抵抗なくさせてくれるようになりましたので、是非試してみてくださいね!
まとめ
耳掃除は全ての猫に絶対必要!ということはないので、まずは愛猫の耳の状態をよくチェックしてあげてくださいね。
必要な場合でもあまり頻繁に行うと返って病気になりやすくなってしまうので、多くても週に1回までと決めながら実施しましょう。
また、もしいつもと耳の様子が違えば病院に行って診断を受けてくださいね。
今回は私の体験を元に猫が嫌がらない方法として、
- 綿棒よりもコットン
- 無理に全部はしない
- 擦りすぎない
という点をご紹介させていただきました。
猫は嫌なことはずっと覚えているとも言われますので、極力嫌がらない方法でしてあげましょう!
また、耳掃除が必要なさそうな子であっても病気の早期発見のためにも耳の様子はチェックしてあげてくださいね。
私は今後も猫の様子を見ながら聴覚に影響が出ないよう、定期的に耳掃除していきます!