猫の健康のためには日頃から適度な運動をすることが大切です!
肥満予防にもなりますし、足腰の骨や筋肉を鍛えたりと健康な身体を維持するのにはかかせないものです。
でも子猫の頃は本当にやんちゃでひとり遊びをしながらよく走り回ってたのに、今はからっきし走ってくれなければごろごろしてるのが大好きに…
という猫たちは多いのではないでしょうか?
我が家の猫も1歳になるまでは走り回るのが好きで遊びも大好きだったのですが、徐々に走ることもなくなりひとり遊びもなくなり飼い主と遊んでいてもすぐ興味をなくしたり…とあんまり身体を動かすことがなくなりました。
しかし猫の健康のためには老猫ならいざ知らず若いのだから身体を動かしてほしいところ!
ということで今回は
- 猫の運動量の目安はどのくらい?
- 遊ばない猫の運動不足解消法!
についてみていきたいと思います!
「最近動かなくなってきた」「遊びもあんまり興味なさそう」「今は子猫だけど成猫になってからの対策を考えてる」という方々は是非ご参考になれば嬉しいです!
猫の運動量の目安はどのくらい?遊ばない猫の運動不足解消法!
では、猫は実際にどのくらいは運動量が必要なのか?
また運動量が足りない場合どうやって運動不足を解消すればいいのか?
見ていきましょう!
猫の運動量の目安はどのくらい?
適度な運動といっても具体的にどのくらいが良いのか知ってる方は少ないかもしれません。
実は全ての猫が同じ運動量が必要ということはなく、猫種によっても違ってきます!
例えば我が家の猫はスコティッシュフォールドとアメリカンショートヘアですが、スコティッシュフォールドは1日10-15分の運動で問題ないですが、アメリカンショートヘアは成猫になってからも1日30分ほどの運動が必要になります。
特に子猫の頃によく走り回っていてごはんもたくさん食べていた子は成猫になってからもごはんを食べる量がなかなか減らせないために太りやすく、より多くの運動が必要になってきます。
大きく分けると
- 長毛種の子や子猫の頃からあまり動かずおっとりしていた猫は1日10−15分
- 短毛種や子猫の頃から活発に遊んでいた子は1日20−30分
の遊びが必要です。
これは1度に30分遊び続ける必要はなく、1日のトータルで見たときにこれくらいの時間遊んであげると問題ありませんから、時間が空いた時などに少しずつ遊んであげるようにすると飼い主にとってもあまり疲れもなく自分のペースで出来るのでおすすめです!
子猫の時に活発といえば野生の猫をベースにつくられた品種である
- ベンガル
- ソマリ
- アメリカンショートヘア
- シャムやアビシニアン
などがいますが、逆に運動があまりいらない・動かないと言われる猫は
- ラグドール
- スコティッシュフォールド
- チンチラ
- ペルシャ
などになりますので、愛猫の運動量の参考にしてみてくださいね。
また遊ぶときには平面を走らせて遊ぶのももちろんいいですが、猫はもともとジャンプしたりバランスを取りながら高いところを歩いたり下を見下ろしたりと立体的な動きを好む生き物なので、足腰の骨や筋肉を鍛えるためにも上下運動が大切になってきます。
ですので、段など高さの違いがある場所で遊ぶようにするとよりストレス・運動不足解消になりますよ!
猫種によって子猫の時だけでなく、成猫になってからの運動量も変わってくるというのは驚きだった方もいるかもしれません。
我が家の場合スコティッシュは現在3歳で1歳半になったくらいから健康であるにもかかわらず基本的にごはんのとき以外ほぼ動きませんが、アメショーはもうすぐ1歳になろうというのに朝も昼も夜も遊び回っていていつ落ち着いてくれるのかと思うほど活発です。
愛猫に必要な運動量を確かめつつ、遊ぶようにしてあげましょう!
遊ぶ時は少しの高さの違いでも猫にとっては大切なので工夫しながら遊んであげましょう。
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遊ばない猫の運動不足解消法!
といっても飼い主がいくら誘ってもなかなか遊んでくれない…そんなこともありますよね。
そんなときは家具の配置を階段のような段差ができるように替えて、猫が高いところにいけるつくりにすると自分からのぼっていってくれますのでおすすめです!
高いところが好きな生き物なので、そういった場所を作ることが大切になってきます。
でも家具の配置を替えるのって結構大変だし、固定してしまってる…という方におすすめしたいのがキャットタワーです!
これがあるだけで自然に上下運動ができますし、置き場所は日当たりのいいところだと日向ぼっこもできるので猫がとっても喜びます。
我が家の猫もキャットタワーは上り下りはもちろん爪とぎしたり昼寝したりと毎日使ってます。
ということでぜひおすすめしたいキャットタワーですが、種類がありますので紹介しますね!
突っ張りタイプ
天井に固定できるので、動くこともなく安定性は最も高いのですがその分設置は少々手間がかかります。
ですがかなり高さもあるので猫のストレスと運動不足解消にはもってこいです!
とくにこのご紹介してるタワーは段があまり高くないので老猫でも登ることができ、おすすめです。
据え置きタイプ
(※タップで詳細が見れます。)
設置が簡単で掃除の時でも動かすことができるのが利点ですが、ものによっては重量が足りず猫が乗った時に揺れたり転倒の危険があるので選ぶ時に注意しましょう!
ご紹介したものは我が家の初代キャットタワーになります。
180センチの高さがあるので猫にとっても快適で、重さもあるため猫が勢い良く乗っても揺れることなく、3匹まで対応可能です。
こちらが我が家の現在4台目キャットタワーです。
150センチほどの高さで組み立ても設置もとても簡単でしたし、場所をあまり取らないのでちょっと置き場所に悩むなあという方におすすめです!
それぞれのキャットタワーにメリットとデメリットがあるので、自分と猫に合っているなと感じるものを選ぶといいかなと思います。
私の場合、天井突っ張りタイプだと自分では設置ができないと判断したので据え置きタイプを愛用しております。
まとめ
今回は猫の運動量について、
- 猫の運動量の目安はどのくらい?
- 遊ばない猫の運動不足解消法!
を紹介しました。
成猫の運動不足解消には
- 短毛種や子猫の時に活発だった子は1日20-30分
- 長毛種や子猫の時におっとりしていた子は1日10-15分
を目安に遊びが必要です。
1日のトータルで遊べばいいので、そこまで負担にはならないと思います。
また全然遊んでくれなかったり、日頃から上下運動ができるようにキャットタワーを設置するといいですね。
キャットタワーにも種類があるので、自分と猫に合ったものを選んでくださいね。