猫と暮らし始めた時に悩むことの1つが動物病院選びですよね。
私も初めて猫を飼った時はどんな病院がいいのかすごく悩みました。
普通の病院でも医師の腕はピンキリですし、動物病院なんて自由診療だからなおのこと医師による差がすごいんじゃないか?とも考え悩みに悩んだ経験が…!
といっても我が家は転勤族なので毎回新しい土地で新しい動物病院選び…猫にとっていい動物病院の見極めはいい加減慣れてきました。笑
ですが同じように猫と暮らし始めたばかりの方だと不安に思うことも多いと思うので今回は
- 猫の初めての動物病院の選び方!
- 動物病院に必要なものって?マナーや注意点!
この2つを実体験を元にお伝えしていきたいと思います。
猫の初めての動物病院(医師)選び方!必要なものやマナー•注意点も
初めての動物病院は心配になることがたくさんありますよね!
もちろん、大切な猫たちをちゃんと診てくれる動物病院がいいです。
では実際どんなポイントから動物病院を選べばいいんでしょうか?
猫の初めての動物病院の選び方!
実家がある大阪や転勤地での3県と4箇所で動物病院を色々見てきたので、そこで思った多角的な視点からお伝えしていきたいと思います!
猫に対して優しい診察ができてるか
よくあるのが『先生がとっても優しい』なんて口コミですが、それは飼い主に対して優しい対応をしているだけなこともあります。
飼い主への対応の優しさは正直あればまあいい程度のもので猫にとって優しい診察ができているのか、その方が余程大切です。
小児科で子どもに対しては配慮のない診察だけど親にはとっても丁寧、こんなところにかかりたいとは思いませんよね。
今まで行った病院でいいなと思ったのは
- 触診の時に部屋を薄暗くして猫を少しでも安心させる
- 猫に対して触る・注射する、そういったことをする度に話しかける
このように猫に対して気遣いがある獣医の方が安心して任せられます。
治療方針や説明が明確
また以下のように治療の方針を明確に説明してくれるかも大切なポイントです。
- 病気の原因を論理的に説明できる
- 治療法の効果や方針を詳しく説明してくれる
- 飼い主からの質問には全て応答してくれる
- 不明なことは曖昧にせず、正直に不明だと伝えてくれる
これは以外とできるようで出来ない病院が多いんです。
こちらから聞かずとも聞きたいことを話してくれる、どんなことを聞いても嫌がらずに話してくれる、そんな動物病院を選ぶのがオススメ!
私はスコティッシュの避妊手術の時に、外科手術が得意な病院を選んだのですがそこの院長に対して『絶対に死ぬことは無いと言いきれますか』と呆れるほど失礼な質問をしたのですが、手術方法から避妊手術で死ぬ場合の原因など事細かに説明してくれました。
その上で『麻酔が合わずに死ぬことはないとは言いきれない』とハッキリ言ってもらえたので死ぬことなんて稀ですよー、なんて大した説明もせずに言われるよりずっと信頼できると思い決めた経験があります!
治療方法などに納得がいかない場合は病院を変えたり、セカンドオピニオンをもらうことも選択肢として考えておきましょう。
猫の獣医(動物病院)の対応が悪い•信頼できない時はどうする?セカンドオピニオンの必要性について
過去経歴から強みのある獣医を探す
動物病院は本当に獣医の腕の差が激しいもので、かかりつけ病院でありながら外科手術を多く経験した医師なら外科手術には目を見張るものがありますし、過去たくさんの症例を見てきたところなら診察もスムーズで的確。
飼い主が見ても『これは猫風邪だろ。インターフェロンを数回打つ必要があるのでは?』なんて思う症状に対して、角膜炎だとして点眼薬しか出さず一向に治らないなんて病院もあります。(私の友人の話で、その病院ダメだろとなり病院を替えたところインターフェロンですっかり治りました)
これを事前に知るためには動物病院のHPチェックが必要ですね!
- 開業するまでにどんなところで動物を診ていたのか
- 何が強みなのか
など事前に知っておくのがポイントです!
口コミ評価をチェック
今やGoogle検索しただけで、各病院の口コミが出てきますよね。
猫によって症状も違いますし飼い主や猫との相性もあるので一概に口コミが絶対とは言えませんが、参考にはなります!
軒並みいまいちな評価ならやめておくべきですが、全体から見て1/10くらいの低評価ならその飼い主さんと合わなかっただけなことも多いので、あまり完璧を求めずどんなものか見てみましょう。
通いやすさ
かかりつけの動物病院は引越しや不満がない限り恐らくずっとその病院に通うこととなります。
なので、料金や通いやすさは大切なポイント。
- 自由診療とはいえ高単価過ぎないか?
- 何かあった時にすぐ行ける距離か?
- 時間外だとしても診てくれるのか?
こういったことも事前にチェックしておきたいですね!
最近は病院HPなどに記載されていることがほとんどなので、近隣の病院を見てみましょう。
うちのスコティッシュの歩き方がおかしく、病院終業1時間後に連絡したところ折り返しをくれて時間外診療費も取らずに診てくれたかかりつけもありました。
こんなところを見つけられれば、どんな時でも安心です!
動物病院は料金や診察、どれをとっても病院ごとに違うので選び方はとっても大切!
私は4都府県の病院を選んだ際、いずれも全て満たしている動物病院ではありましたが飼い主への対応に対しては優しいところも最低限の礼儀なところもありました。(最低限の礼儀なところは口コミでもその点は低評価でした)
ですが、猫に優しければそれでいいので飼い主への対応は個人的には最低限の接客・コミュニケーションが取れればいいかなと思います。
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動物病院に必要なものって?マナーや注意点!
はじめて行く時は分からないことばかり!
必要なものやマナー、注意点などはあるのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
動物病院に行く時、必要なもの
基本的には猫と飼い主と財布です。笑
ただ猫と最も接している、飼い猫の普段の状況を1番知ってる方が行くようにしなければなりません。
問診では猫の基礎情報はもちろん、過去の病歴なども聞かれますし診察の際は普段と何が違うかなども聞かれます。
それによって病気の診断の結果やスピードも異なるので、飼い猫に1番詳しい人が行くようにしましょう。
また精算時負担型のペット保険に加入している場合は、猫の保険証券や保険証を持っていくのがポイント!
精算する時にそれらを提示しないとその場で保険適用とはならないので、必ず持っていきましょう。
後から請求の保険に加入している場合は持っていかなくても大丈夫ですよ!
猫の保険に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。
猫の保険は入るべき?必要性や加入時期の判断ポイントと選ぶ時の注意点!
猫を連れていく時のマナー
犬はリードで繋いでたり抱っこでもOKなところがほとんどですが、例外なく猫はキャリーに入れるのがマナー。
逃げ出してしまうかもしれませんし、診察までに興奮してしまうかもしれません。
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キャリーバックもいろんなタイプが出ているので持っていない方は一つ緊急時に備えておきましょう。
また猫パルボウイルス感染症などの非常に強い感染力を持った病気にかかっている場合や痙攣や失神などとにかく緊急的な対応が必要だと思われる場合は事前にその旨を伝えましょう。
いずれにせよ病院側としても受け入れ態勢を整えておく必要があり、他の猫たちや病院への負担を抑えるためにもこれはしておきたいマナーです。
動物病院へ行く時の注意点
注意したい点が2つ!
そもそも完全予約制の病院だったり、初診は事前連絡必要なところも多いです。
いきなり行かずにまずはHPなどで事前にすることはないか要チェック!
また猫が知らない人に対してとても攻撃的な場合は事前に受診可能か聞いておくのもポイント!
あまりにも攻撃的な猫の場合、受け入れを断られることもありますし、結局診察できなかったということもあります。
そうならないように心配なら事前に病院側へ確認するのが望ましいです。
これだけ準備しておけば不安なことはありません。
はじめてのことはなんでも不安がつきまといますが、頑張りましょう!
また、病院に行くのは猫にとってもストレスですので猫へのストレス対策もきちんとしてあげてくださいね!
猫の病院嫌いは克服できる?怖がる猫のストレスの少ない連れて行き方や病院の選び方!
まとめ
猫の動物病院を選ぶポイントは
- 猫に対して配慮した診察か
- 治療方針や説明が明確か
- どんな強みがある病院か
- 口コミ評価は高評価か
- 通いやすい立地や料金か
こういったところを見ていくのが大切です!
はじめて動物病院へ行く時は
- 猫と最も接している飼い主が行くこと
- 精算次負担型ペット保険加入なら保険証券や保険証を持っていくこと
これを忘れないようにしましょう!
またマナーや注意点としては
- 猫をキャリーに入れること
- 猫の状態から見てイレギュラー対応を求められる可能性があるなら事前に病院側へ連絡すること
- 予約制かどうか事前に確認すること
- 猫が攻撃的な場合は診察可否を問うこと
これらを怠らないように!
病院選びは時間も手間もかかりますが、猫たちが安心して暮らせるようにベストなところを見つけてくださいね!