雌猫の避妊手術費用や最適な時期いつから?術後のご飯(餌)や服など注意点

雌猫の避妊手術はするべきなのか子猫が成長した時に考えてしまいます。

「室内飼いだからしなくてもいいかな?」と思われる方は多いかもしれませんが、結論から言うと避妊手術はすることをオススメします!

今回の記事では雌猫の避妊手術について

  • 避妊手術の必要性
  • 避妊手術費用はどのくらい?
  • 避妊手術の適切な時期は?
  • 術後のご飯や服の 注意点

について我が家の猫の経験と一緒にお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

雌猫の避妊手術費用や最適な時期いつから?術後のご飯(餌)や服など注意点

早速、雌猫の避妊手術の必要性から解説していきます!

雌猫の避妊手術の必要性

まず、外猫はもちろん室内飼いでも特別子どもを産ませたいというわけではないなら避妊手術はするべきです!

理由はいろいろありますので見ていきましょう!

病気の発生率を下げる

避妊をすることである種の病気に関しては発生率を下げることができます。

乳腺にできる悪性腫瘍の発生を可能な限り低くできます。

避妊手術をしていないと当然雌猫は発情してしまうのですが、その時に分泌されるホルモンがあり、そのホルモンは乳腺に影響を与え悪性腫瘍を作ってしまうことがあります。

避妊手術をしておくと発情することもないので悪性腫瘍の元となるホルモンの分泌を抑えられますね!

もちろん子宮と卵巣をとることになるので、そういった生殖器に関わる病気の発生も低くなります!

ストレスを減らす

発情してしまうと交尾をしたい気持ちから、大きな声で鳴き続けることになります。

でも室内飼いだと他に猫もいないため発情中は交尾したくてもできないというストレスが増え続けます。

ストレスを抑えるためにも避妊手術はしておくといいですね!

猫はストレスを感じると膀胱炎などの病気になってしまうことがあるので、そういった点でも多大なストレスを感じさせるのは良くないです。

攻撃的な性格になりにくい

発情すると何もしていないのに威嚇してきたり、興奮状態になったりと気持ちが不安定で攻撃的になってしまう子がいます。

飼い主と遊んでいる時などにそのような攻撃性が出てくると猫と飼い主双方怪我をする恐れがありますので危険です。

もちろんこのほかに多頭飼育崩壊を防ぐなどもありますが、猫に辛い思いをさせないためにも避妊手術は必要だと言われています。

雌猫の避妊手術費用はどのくらい?

飼い猫の避妊手術費用の目安は20,000円から40,000円となっています。

結構大きな開きがあると思われた方も多いのではないでしょうか。

理由としては2つあります。

まず動物病院は人間の病院と違って病院側で自由に治療代を設定することができますので病院によって開きが出てしまうようになっています。

避妊手術をする場合は近くの病院の料金をチェックしてみましょう!

次に術前の血液検査をするかしないかでも料金が変わってきます。

『血液検査って必要なの?』と思いますよね。

実は時折麻酔が合わず死んでしまう猫がいるのです。

そのような事態にならないよう事前の血液検査で体に異常がないかチェックしたい方のために実施を選択できます。

不安だなという場合は実施しておいた方がいいかもしれませんね!

我が家の猫は血液検査込みで 27,000円の手術費用でした。

野良猫の場合は3000円から5000円または無料で実施してくれるところもありますので近所の病院をチェックしてみましょう!

野良猫ではないけれど、手術にあまりお金をかけられないという場合には市区町村によっては助成金が出たり、飼い猫であっても無料で実施してくれる病院が東京にありますので検討してみてくださいね!

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雌猫の避妊手術の適切な時期は?

避妊手術の理想的な時期は生後5ヶ月から生後半年の間だと言われています。

理由としては多くの猫が、生後半年に生まれて初めての発情を迎えるのでそれ以前にしておくということになります。

もちろん発情が早い子は最後3-4ヶ月でその時期を迎えてしまうので、そういった場合は時期を待たず手術をしましょう。

『まだ小さい子猫だけど手術をして大丈夫?』と思われるかもしれません。

ですが実際のところ、生後3ヶ月・体重2キロ以上の猫の場合は手術可能とされています。

ただこれは獣医師によって判断が異なり、可能ではあるけれどしないという病院も多々ありますので事前に確認してみてくださいね!

我が家の猫は生後半年で発情を迎える前に避妊手術することができました。

猫は発情すると昼夜問わず大きな声で鳴きますので、猫の様子が変だなと思ったら発情してるかもと思って病院を受診してみましょう!

術後のご飯(餌)や服などの注意点

まず術後のご飯についてお話ししたいと思います。

術後は食欲が増す一方で活動量が減ってしまう特徴があり、猫によっては基礎代謝が最大25%落ちてしまうともいわれています。

ですので猫が肥満になってしまわないように注意する必要があります。

具体的には様子を見ながら食事量を今までよりも少し減らしてみたり、避妊猫用の食事に切り替えるなど対応してあげましょう。

次に術後に着用する服についてですが猫たちはとても嫌がりますよね。

ですが、傷口を舐めて雑菌が入ったり縫合面の糸やテープが取れてしまうことを考えると着せてあげたほうが安心ですね。

ちなみにうちの子は動物病院であまりにも嫌がり、服も噛んでしまったため、術後服は避妊手術当日に着用したのみで、カラーを使用しました。

服を着せるか、カラーをつけるか、獣医さんに相談したり、飼い猫ちゃんに合わせて決めてあげてくださいね。

術後服やカラーも色々なタイプがあり、ネットでも簡単に購入することができますよ。

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術後服ですがそれによって猫が怪我をしないように注意する必要があります。

術後2-3日もすると普段通りの元気を取り戻してくれるので、走り回ったり高いところに登ったり下りたりします。

そんな時に術後服が引っかかってしまうと怪我をしたり、最悪の場合は飛び降りる時に首を吊ったり足元で吊られて逆さ吊りになることがありますのでいつも以上に猫の行動に注意してあげましょう!

まとめ

今回は雌猫の避妊手術について紹介しました。

猫の避妊手術は避妊だけでなく

  • 病気の発生率を下げる
  • ストレスを減らす
  • 攻撃的な性格になりにくい

などメリットがたくさんありますので猫のためにも適切な時期に避妊手術をしてあげましょう!

避妊することで病気の発生率を下げることができるのは安心ですね!

費用については病院によってまちまちなので、かかりつけ病院が少し高いなと感じたら他の病院でしてみるのもいいですね!

また個人的な意見ですが、純血種の猫の場合は遺伝的に罹りやすい病気などもありますので、そういった確認も兼ねて血液検査はしておいた方がいいかなと思います!

そして術後は本当に太りやすくなってしまうので、日頃から体重を測るなどしてしっかり管理してあげましょう!

発情期を迎える前に安心して避妊手術ができるよう、ぜひご参考になればと思います!

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この記事を書いた人

猫飼い歴14年の無類の猫好き。
【猫健康管理士】の資格を持ち、猫の生態や健康に生きていくための知識を持っていて、猫と快適に過ごす方法やコツなどを紹介させていただきます。
また、猫を飼っている人の為の猫グッズを販売している「and.」のサービス運営を行っていて、保護猫団体への寄付を行い、精力的に保護猫活動を行っています。

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