猫は何をしても可愛くて癒されますよね。
今回はそんな猫たちの中でも不動の人気No.1といっても過言ではないスコティッシュフォールドの飼い方について、お伝えしたいと思います!
スコティッシュフォールドを飼おうと決めた方は是非ご参考いただければ嬉しいです。
まだ飼おうか悩んでいる方はスコティッシュフォールドの選び方についても別の記事でまとめているのでよかったら参考にしてみてください。

本当に本当に可愛い子たちなので、呆れるほどに可愛がっちゃいましょう!
『可愛がるのはもちろんなんだけど…初めて猫を飼うから不安…何から用意したらいい?どうやって育てるの?』そんな風に思われた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
私も初めての猫がスコティッシュだったのですが、同じように思っていました。
そこでこの記事では
- スコティッシュフォールドを迎え入れる準備!必要なものは?
- スコティッシュフォールドの子猫の育て方
- スコティッシュフォールドの飼い方
をご紹介させていただきます!
スコティッシュフォールドの飼い方!子猫の育て方や迎え入れる準備・必要なものまとめ

では早速、スコティッシュフォールドを迎え入れる準備・必要なものから紹介していきます。
スコティッシュフォールドを迎え入れる準備!必要なものは?
まず用意するものは生活に絶対必要なものです!
基本的にはスコティッシュフォールドだからということではなく、どの猫ちゃんでも共通するものばかりです。
キャットタワーなどもあればいいのですが、後から用意しても大丈夫なので必須のものからみていきましょう!
猫用トイレ
トイレトレーと猫砂またはペットシートを用意しましょう!

子猫用のサイズになっていて自力で登ることができるのでおススメです。
下にマットやペットシートを敷けばすのこから落ちたおしっこもキャッチしてくれるので掃除もしやすく清潔です。
私はペットシートを使用しています。
ペットシートはおしっこの状態など猫砂よりも確認しやすいですし、砂が飛び散ることもなくシートを捨てるだけなので掃除の手間もいりません。
子猫の頃はユニチャームのペットシートを使っていたのですが廃盤になってしまったので、今はこちらのペットシーツを使っています。

カーボンが使用されており、おしっこの後の臭いもあまり気にならずおすすめです。
猫砂もたくさん種類がありますが、トイレトレーとセットでニャンとも清潔トイレのチップが口コミ評価も高くおすすめです。
のサイズも小さめから大きめまであり、猫ちゃんの好みに合わせられますし、口コミを見てみたら脱臭・吸収効果に満足している人も多かったです。

またペットショップやブリーダーまたは保護猫をもらう場合は、その子が使っていたシートや猫砂を分けてもらいトイレトレーの下部分に入れておくと自分のおしっこの臭いがするのでトイレを教えなくてもそこでしてくれるためオススメです!
猫用食事皿と水飲み皿
猫用のものを用意してあげましょう!
洗いやすく、清潔に保てるので陶器がおすすめです!

我が家の猫は子猫の時はこちらを使っていました。
今は成長して大きくなったので、少し背の高めのこちらを使っています。
1年程度で成猫になってしまうし、はじめから成猫用でいいかなぁーと思ってしまう方もいるかもしれませんが、子猫が成猫用を使うと高すぎて、後ろ足2本で立ちながら前足をフードボウルにしがみつくようにして食べなければならず、とても食べにくい状態です。
成猫用に変えるタイミングとしては、ある程度身体が大きくなって首をそのままか少し曲げたら食べれるくらいになったら成猫用に変更の合図です!
猫壱シリーズはウォーターボウルもありますが、中に目盛りがあるので、どのくらい水を飲んだかわかりやすくなっているので健康管理にもおすすめです!
キャットフード
ペットショップやブリーダーまたは保護団体から猫をもらう場合はそこで食べているフードと同じものを用意しましょう。
別のものをあげたい場合は胃腸がびっくりしてしまわないように時間をかけて徐々に移行していってあげましょう。
そのほかの場合は子猫用の総合栄養食やオールライフステージ対応のものをあげてくださいね!
猫用キャリーケース
猫が家に来てすぐに体調を崩した場合など病院に連れて行く必要があるのでキャリーケースは購入しておきましょう。
我が家はこちらの2つのキャリーケースを時と場合によって使い分けています。

リュックタイプは両手があくので他のものも持てますし、引っ張ることのできるキャリーはメインクーンなどの大型猫種が成長して重くなってからも楽なのでオススメです!
キャットケージ
私は使用していませんでしたが、キャットケージに入れておくとそこが自分の場所だと安心感を覚えてくれ、早く家に慣れてくれると言われています。
警戒心の強い猫ちゃんや、なかなか落ち着いた様子が見られない時は使ってあげるのもいいかもしれませんね。
また震災などで避難生活を余儀なくされた場合はゲージに入れておく必要性も出てくると思うので早いうちから慣れさせておくのは良いことですね!
ペットショップやネットでも買い揃えられる物ばかりなので、できるだけ早く準備してあげましょう!
スコティッシュフォールドの子猫の育て方
どうやって接していけばいいんだろう?というのは悩むところですよね。
次にお家に来てから成猫になるまでの育て方をお伝えしたいと思います。
子猫の育て方も、ほぼスコティッシュフォールドに限らず全ての子猫に当てはまることですが、スコティッシュフォールドだから注意しなければならないポイントもありますので、特にそのポイントは気をつけてあげましょう。
迎え入れ初日はあまり構わない
隠れられるところを作ってあまり構わないようにしましょう。
ただでさえ、子猫は新しい環境にきてはじめは怖がっています。
心配しなくてもそのうち、子猫の方から近寄って来てくれますので、それまではそっとしておきましょう。
成長に合わせたフードの切り替え
ペットショップやブリーダーから迎え入れた場合は、すでにドライフードを食べている状態で迎え入れてると思いますが、まだミルクをあげている時期であったり、離乳食を始めたばかりの猫ちゃんの場合は、生後3ヶ月ごろを目安に徐々に、ふやかしていないドライフードも少しずつ与えていきましょう。
体重が3キロを超えたら成猫と同じように朝晩2回の食事とカロリーで大丈夫です!キャットフードは成長ステージによってキャットフードの種類や量は変わってきます。
栄養が足りなく成長できなかった、成長が止まったのに栄養を与えすぎて肥満になった、ということがないように必ず成長に合わせたフードの切り替えをしましょう!
ワクチン接種を行う
通常子猫は年に2〜3回のワクチン接種が必要です。
家に迎え入れた時点で何回目のワクチンが完了済みなのか、きちんと確認し、必要があれば追加ワクチンを打ってもらいましょう。
ワクチン後に体調を崩す場合もありますので、そんなときにすぐ病院に行けるようワクチン接種は午前中をおすすめします!
避妊去勢手術を行う
避妊・去勢の手術をする場合は発情前の生後半年くらいでしてあげましょう!
避妊や去勢手術は望まない妊娠を防ぐだけでなく、猫ちゃんたちの病気予防にも役立ちます。
発情後や生後半年を過ぎてしまうと、オス猫の場合マーキング癖が治らない子もいますので注意が必要です。


ノミ・ダニ・フィラリア予防を行う
完全室内飼であっても家の中にノミやダニ、蚊がいないとは言い切れませんので猫の健康のためにも毎月1回の予防はしてあげた方がいいです。
我家の猫はレボリューションという駆虫剤を病院で処方してもらっていますが、色々種類があるので獣医師と相談して下さいね!
定期的なレントゲン撮影
スコティッシュは骨軟骨異形成という遺伝疾患をもった子がいます。
この場合、1歳になるまでの間に骨瘤といわれる軟骨の病気を発症することがあるため、定期的にレントゲン確認しておいたほうが安心です。
他にも特定の遺伝子疾患を持ちやすい子たちなので成猫になるまでに最低でも1回は健康診断を受診するのが良いでしょう。
我が家の猫も健康診断を受けていましたが、問題ないと分かるとやっぱり安心できるしいいですよ!
また子猫が小さいうちは一緒に寝るのは控えておいたほうがいいかもしれません。人間が寝返りしても逃げ出せる大きさになってからの方が安心です!
スコティッシュフォールドの飼い方
我が家はつい最近まで共働きでしたので留守番中の対応なども踏まえ、スコティッシュの飼い方についてお伝えしたいと思います!
留守中の気温対策
真夏の日中の室内は湿気と相まってサウナのような状態になることも!
特に折れ耳の子は耳の中が蒸れやすいので気をつけつつ、熱中症にならないようにしましょう。
我が家では下記のようなことで真夏の熱中対策をしています。
- 28度の冷房でクーラーをつける
- 猫用ひんやりマットを置いておく
- 風呂場の換気扇を回して開放しておく
ひんやりマットも色々なタイプがありますよ。
真夏に留守にする時は家の中で涼める場所をぜひ作ってあげたいですね!

留守中のトイレ対策
猫はとってもきれい好きです。
留守中に2回以上トイレをしたいけど汚れていて出来ないなんてことがあると、膀胱炎の原因にもなりかねませんのでトイレは猫の頭数+1を用意しておいてあげましょう。
トイレの予備は留守の時だけでなく、トイレ掃除中にも役立ちますよ!
最低1日15分遊んであげる
スコティッシュは大人しい子が多くあまり動きません。
肥満予防のためにも最低1日15分は遊んであげましょう。
飼い主さんがおもちゃを使って遊んであげてもいいですし、ボールのようなものを与えると1匹遊びをしてくれることも多いですよ!
日々の食事管理や尿チェック
1歳の時の体重を維持するように食事は管理してあげてくださいね!
また猫全般に言えることですが、猫は泌尿器系の病気にかかりやすいと言われています。
一度発症したことがある場合は、再発もしやすいと言われています。
罹ってしまうと、体に負担がかかるだけでなく、食事制限などで猫ちゃんも辛い思いをするのでなるべくかからないように日頃から気にかけてあげましょう!
尿のphを測れるものがありますので日常的にトイレ後チェックしてあげることをおすすめします!
定期的な健康診断を受ける
スコティッシュは遺伝子疾患にかかる割合が高いので年に1回は健康診断で全身を隈なくみてあげると飼い主としても安心できますのでおすすめです!
また今ではSDMAという腎臓の早期検査もすることが可能なので、腎臓病に不安のある方は健康診断の際に一緒にみてあげましょう。
もちろん子猫の時と同じく毎月のノミ・ダニ・フィラリア予防をしてあげてくださいね!
ワクチン接種についてはしていないとペット保険の適用がされないこともありますのでご注意ください。
ワクチンが身体の負担になるかもと心配な方は抗体検査をしてからワクチン接種されることをおすすめします!
我が家の猫は年1回ではなく、抗体検査の結果によってワクチン接種時期を決めています。
まとめ
今回は私がスコティッシュと暮らしてきた経験から、
- スコティッシュフォールドを迎え入れる準備!必要なものは?
- スコティッシュフォールドの子猫の育て方
- スコティッシュフォールドの飼い方
を気になったことや悩んだことなどをもとにお伝えさせていただきました!
スコティッシュフォールドを迎え入れるために準備するものは他の猫ちゃんと同様に
- 猫用トイレ
- 猫用食事皿・水飲み皿
- キャットフード
- 猫用キャリーケース
- キャットケージ
などです。
基本的には飼い主さまのお好みのもの、使いやすいものを選んであげれば大丈夫です。
また子猫の頃の育て方としては以下を気をつけましょう。
- 慣れるまであまり構わない
- 成長に合わせたフードの切り替え
- ワクチン接種を行う
- 避妊去勢手術を行う
- ノミ・ダニ・フィラリア予防
- 定期的なレントゲン撮影
特にスコティッシュフォールドは骨軟骨異形成という遺伝疾患をもった子が多いので、定期的なレントゲン撮影で骨瘤ができていないか確認してあげましょう!
大人になってからも
- 留守中の気温対策
- 留守中のトイレ対策
- 最低1日15分は遊んであげる
- 日々の食事管理や尿チェック
- 定期的な健康診断を受ける
というようなことに気をつけて、可愛い愛猫ちゃんの健康を守ってあげてくださいね!
ぜひたくさん可愛がってあげてください!