成猫を飼うメリットや迎え方!慣れるまでの期間についても

猫を飼うとなったら、大抵の方が子猫を選ぶと思います。
 
というのも飼いやすそう・なつきやすそうという印象があることはもちろん、ペットショップやブリーダーからだと基本的に子猫しか選べないんですよね。
 
ですが、野良猫を保護したり人から譲り受けた場合や保護猫の譲渡会などで成猫から飼うことだってあります。
 
そんなとき多くの方は「ちゃんとなついてくれるのかな?攻撃してこないかな?」と少し不安に思ってしまうんじゃないでしょうか?
 
この記事をご覧になっている方はまさに成猫から飼おうと考えている方が多いと思います。
 
そこで今回は、保護猫の預かりボランティアでたくさんの成猫を見てきた私の経験も踏まえて
  • 成猫を飼うメリットは?
  • 成猫はどうやって迎え入れたらいい?
  • 飼い主に慣れるにはどれくらい時間が必要?
この3つをお伝えします!
目次

成猫を飼うメリットや迎え方!慣れるまでの期間についても

成猫から飼うことについて不安が先行してしまう場合も多いですが、成猫ならではのメリットだってあるんです!

成猫を飼うメリットは?

実際どんなメリットがあるのか、さっそくみていきましょう!

おとなしい子が多い

具体的にはおとなしいというよりも騒がない子がほとんどです。
 
子猫だと四六時中走っている・遊んでいるなんて子がとても多いですが、成猫であれば早朝だからといって猛ダッシュすることもほぼありません。
 
  • 遊びに付き合う時間がない
  • ゆっくり熟睡したい
  • 部屋が荒らされるのは困る

といった方には成猫がおすすめです!

飼い始めから留守番ができる

子猫だとその子によるところもありますが、食事の間隔が12回で済むようにならないとなかなか長時間のお留守番はさせられませんが、成猫なら飼い始めた直後からでもお留守番できちゃいます!
 
高いところから飛び降りて骨折しちゃうことも子猫なら十分ありえますが、成猫ならほぼありえません。
 
なので安心して仕事に外出にと留守番を任せることができちゃうんです!
 

その子の特徴がすでにわかっている

野良猫を保護した場合はこれに当てはまりませんが、人が飼っていた場合はもちろん、譲渡会に出ている猫たちは人慣れするためにすでに人と暮らしてきた猫たちなので、前の飼い主さんや育てた方が性格や好きなこと・嫌いなことを把握している場合がほとんど!
 
子猫は良くも悪くもみんな活発かつ臆病なので成猫になった少し後くらいに性格を把握できることが多いです。
 
はじめから性格や体調がわかっているのは育てる上でも役立ちますし、猫にストレスを与えることもありません!
 
 
成猫から飼うことにはこんなにメリットがあるんです!
 
ひとり暮らしで仕事のある方や、朝はゆっくり眠りたい方などは子猫よりも成猫の方が飼いやすいと思っちゃうかもしれません。
 
飼い主のライフスタイルを考えてみると、成猫の方があってるなんてこともありますよ!
 

関連記事:猫のいたずら防止・予防グッズおすすめ4選!いたずらをさせない対策も紹介!

成猫はどうやって迎え入れたらいい?

 
人や保護猫団体から譲られたり、野良猫を保護することで成猫を迎えるようになります。
 
ただそのときにこれはやっておきたいというポイントも!
 
どんなものがあるのかみていきましょう! 

猫用の部屋やキャットゲージを用意しておくこと

子猫は警戒心もありますが、それ以上に好奇心旺盛でもあるので、はじめから家の中で放し飼いでも問題ないことが多いです。
 
ですが成猫は警戒心のほうが好奇心以上に強いことがほとんど
 
いきなり見知らぬ家の中にぽーんと放り出されたら恐怖しかないので、まずは狭い空間から慣れさせるようにしましょう。
 
キャットケージは市販でもかなり多くの種類がありますので、ご自身の家にあうキャットケージを選んであげましょう。
 

関連記事:安い猫用ケージおすすめ10選!安いケージならではのメリット・デメリットや選び方も教えます!

各部屋に猫が隠れられるような場所を用意しておくこと

成猫になっても怖い時や逃げたいときは暗くて狭めの空間がぴったりなんです。
 
いつでも逃げられるという安心感を与えるためにすべての部屋に隠れられる場所をつくっておくのがおすすめです。
 
可愛いキャットハウスもたくさんありますよ!
 

猫トイレ・餌や猫用食器など必要なものは揃えておくこと

野良猫を保護したときは致し方ないですが、どこかから譲り受ける場合は今まで使っていたものだったり、猫の体格にあったトイレや食器・猫が好きな餌を揃えておきましょう!
 
知らないところにきた恐怖があるところでトイレの設置やらなんやらガサガサゴソゴソ騒々しくされると余計怖くなってしまいます。
 

玄関や窓など脱走できそうな箇所は入念に脱走防止策を施す

野良猫や保護猫などは成猫の方が子猫よりも脱走する危険が高いです。
 
なので猫が来る前に、またできるだけ早く脱走防止策はとっておきましょう。
 
 
床や壁を傷つけないハンドメイドの脱走防止扉の穴あけ不要の突っ張りタイプもありますよ!
 
 
せっかく一緒に暮らしだしたのに脱走なんてことになったら悲しくてたまりません!

猫から寄ってくるまで世話以外で猫に近寄らないこと

これははじめての猫ならどんな子にでも言えることですね。
 
ただでさえもはじめての環境で不安なところ、むやみに近寄ったり触ったりすると猫も一層怖くなって攻撃的になってしまいます。
 
猫に対して害をなさない人間であることを伝えるためにもお世話以外の接触は猫から近寄ってくるまで待ちましょう。
 
 
成猫を迎えるときにこれだけはしておきたい、という点はこれくらいですが先住猫がいる場合はより慎重にお互いを引き合わせてくださいね。
 
お互いの臭いや声などその存在に威嚇しなくなったら徐々にゲージ越しの対面時間を増やし、壁のない状態での接触を増やし、と時間をかけることが大切です。
 

飼い主に慣れるにはどれくらい時間が必要?

 
野良猫を保護したのか、他から譲り受けたのかで随分と慣れるのに違いがあります。
 
もともと誰かの飼い猫だった子や保護団体から譲り受けた子であれば710もあると大抵なついてくれるようになります。
 
私が見た保護猫だと本当に早い子は、里親さんにもらっていかれて2日後には甘えているなんてこともありました。
 
 
やはりすでに人に慣れている子たちは対象が新しい飼い主さんになろうとも、割合早く慣れるようです。
 
ただ逆に野良猫の場合は早く慣れる子もいれば遅い子は本当に遅い!
 
今まで見てきた保護した野良猫だと早い子で1週間、遅い子では3ヶ月なんてこともありました。
 
ただ全員がこうではなく、平均的には3週間〜1ヶ月すると慣れてくれることが多かったです。
 
早く慣れてもらうには猫に不安や恐怖を感じさせないような環境と接し方が大切になってきますよ!
 
 
野良の成猫に時間がかかるのは仕方ありません。
 
辛いことが多いながらも外を自由に歩いていたのに、猫からしてみれば突然誘拐されてしまったわけですから。
 
ただ室内での生活に慣れてきて快適だと思ってもらえれば猫もすぐに居着いてくれますよ!

まとめ

 
成猫を飼うメリットは
  • おとなしい子が多い
  • 飼い始めから長時間留守番OK
  • その子の特徴を事前に把握できる
こういったものがあります。
 
またいざ成猫を迎えるときには、野良猫や保護団体からなど人それぞれだと思いますがやっておきたいポイントが5つ!
  • 猫用の部屋やキャットゲージを用意する
  • 各部屋に猫が隠れられる場所を用意する
  • 猫トイレや餌や猫用食器など猫に合ったものを用意する
  • 脱走防止策を入念にしておく
  • 猫から近寄ってくるまでむやみに接触しない
 
これは成猫を飼うのであれば迎えるときに注意したいですね。
 
野良猫であれば差は大きいものの、平均的に1ヶ月もすると慣れてくれることが多いです。
 
またすでに人と暮らした経験のある成猫であれば1週間と少しあればなついてくれるようになることがほとんど!
 
想像よりも早くなついてくれそうだと思った方が多いと思います。
 
ぜひ成猫との生活を楽しみましょう!

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この記事を書いた人

猫飼い歴14年の無類の猫好き。
【猫健康管理士】の資格を持ち、猫の生態や健康に生きていくための知識を持っていて、猫と快適に過ごす方法やコツなどを紹介させていただきます。
また、猫を飼っている人の為の猫グッズを販売している「and.」のサービス運営を行っていて、保護猫団体への寄付を行い、精力的に保護猫活動を行っています。

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