【キャットフード】ウェットフードの適切な量は?おすすめの無添加で安全な商品紹介します!

猫のウェットフード

猫のごはんでウェットフードをあげているご家庭はどのくらいあるのでしょうか?

ウェットフードってあげると喜んでるしおいしそうだけど、やっぱりちょっと割高になるし、保管もかさばるし、1回使いきりじゃないと傷んでしまうから使い勝手が悪いイメージがあるかもしれません。

ドライフードとウェットフードって栄養素がぜんぜん違う感じもしますし、適切な量ってあるのでしょうか?

今回はウェットフードの「適切な量はどのくらいか?」「ウェットフードのメリット・選ぶ時のポイント」を調べてみました!

安全でおすすめの商品も合わせて紹介しますので、猫ちゃんのウェットフードのあげ方に悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

キャットフードを知ろう!ウェットフードの目的と特徴

猫ウェットフードとは?

猫のウェットフードとは、缶詰やパウチなど水分量が多いごはんのことを言います。

主に主食として挙げられるカリカリと呼ばれるドライフードのほかに、ウェットフードも大切な栄養源であり主食のひとつです。

ドライフードがお米だとすると、ウェットフードはおかずですね。ドライとウェットのバランスを考えることで栄養価だけでなく腸内環境も整えることができます。猫の体調や体型に合わせた食事にしましょう。

ウェットフードはその名の通り水分を含んでいるので、食事とともに水分摂取もできるというメリットがあります。

なかなか水を飲まない猫や、泌尿器系の病気が懸念される猫にとっては食事のバランスを取るためにも必要なごはんなので、量を考えて与えましょう。
ウェットフードひとつをとってもたくさんの種類があります。

缶詰やパウチ、スープが多めのタイプなど、気分転換に様々な種類を交互に食べさせることもいいですね。

猫は美食家なので、好みでないものは一切口にしないこともありますが、お気に入りのごはんを見つけたら、定期的に交互に出してあげるといいでしょう。

ドライフードは定番にするおうちが多いと思いますが、ウェットフードで気分転換、というのもいいですね!

その中でもいくつか種類をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください!

猫のウェットフードを目的で選ぶ

猫のウェットフードでもいくつか目的によって種類があります。

総合栄養食」「一般食」「食事療法食」と大きく分けて3種類です。

それぞれの特徴と、選ぶ際の注意点をご紹介します!

総合栄養食

その名の通り、総合栄養食なので栄養バランスを考えた種類です。

特徴としては 「ペットフード公正取引協議会」が定めている基準を満たしていること、そのフードと水分だけで健康が維持されること、という点が大きな特徴です。

大きな病気もなく、特別に注意する点がない猫に適した食事です。

一般食

嗜好品として与えるタイプのものが一般食です。

総合栄養食に比べて、栄養価の基準を満たしていない代わりに味の特徴があったりするので、食欲が落ちてきた猫に与えたり、たまにご褒美として与えるのにおすすめです。

これだけをメインで与え続けると栄養バランスがとれず体調を崩してしまったりするので メインの食事をしっかり整えることが大事です。

食事療法食

体調が優れない場合や病状の改善をするための種類です。

病気の治療や予防のために開発された商品のため、わざと偏った栄養バランスで作らているものがほとんどです。

よって、自分だけの判断で購入するのではなく、必ず病院で相談してから購入するようにしましょう。 

【猫の餌】ウェットフードの適切な量は?おすすめの無添加で安全な商品紹介します!

フレークタイプ、パテタイプ、スープタイプ、色々出てます。

人間のものに劣らないほど見た目がおいしそうなウェットフードも沢山ありますね!!

やっぱり皆さん基本はドライフード、おやつや特別な日にウェットフードというお宅が多いのではないでしょうか?

そうなると気になるのはやっぱり量ですよね!

どんな目安であげたらよいのか早速見ていきましょう!!

ウェットフードの適切な量はどのくらい?

ウェットフードの適切な量を知るのは実はとっても簡単です!!

猫ちゃんに食事がドライフードであれウェットフードであれ、1日の必要なカロリーを計算してそのカロリーにあわせてあげるだけです。

健康な成猫ちゃんの食事量の目安はこちら↓

猫ちゃんの体重1日に必要な摂取カロリー
1キロ52~75kcal
2キロ83~119kcal
3キロ109~157kcal
4キロ132~190kcal
5キロ153~220kcal
6キロ173~249kcal
7キロ192~276kcal
8キロ209~302kcal
9キロ227~327kcal
10キロ243~350kcal

(引用:AIXIA

もちろん飼育条件(家猫・外猫)や運動量によって数値は変わってきますが、こちらの数字を目安に猫ちゃんの個体にあわせて増やしたり、減らしたり様子を見ながら調整してあげましょう。

成猫であっても妊娠・授乳中の母親猫ちゃんの場合は通常の2~4倍のエネルギーが必要になりますので気をつけてくださいね!

例えばロイヤルカナンのパウチ「インスティンクティブ」

85カロリー/100グラムです。

1袋85グラム入りなので1袋食べきると72カロリーを摂取することになります。

3キロの猫ちゃんだったら残り37~85カロリー分を1日の残りの食事で摂取すればよいことになりますね。

ウェットフードのメリットや選ぶときのポイントは?

ウェットフードってもちろん「おいしそう」なだけじゃなくて他にも嬉しい利点があります!

ウェットフードのメリットって?

  • 水分量が多い
  • 食べやすい

水分量が多い

ウェットフードのメリットはなんといっても水分量が多いことです。

キャットフードは大きく分けてドライフードとウェットフードがありすが、ドライフードの含む水分量が5~10%であるのに比べ、ウェットフードはフードに含む水分量が70%以上とされています。

ドライフードを与えている場合は一緒にお水も与えていると思いますが、猫ちゃんは元々砂漠にすんでいたためお水を飲む量が少ないと言われており、水分摂取が苦手な猫ちゃんも多いのです。だから泌尿器系の病気にもかかりやすい事が考えられます。

ウェットフードを食べてくれたら、食事と同時に水分も補給できるのが何よりものウェットフードのメリットですね!!

お水をたくさん飲むことは消化のサポートもしてくれるので健康維持にも大切なことです!!

食べやすい

柔らかいので、離乳をしたばかりの子猫や歯が弱り始めたシニア猫ちゃんにも食べやすいことが利点です。

成猫でも元気のない時は、やっぱりドライフードよりウェットフードの方が食べやすいので元気のない時にもおすすめです。

人間も風邪ひいたらごはんよりお粥など消化に優しいものを食べたいのと一緒かもしれませんね。

ウェットフードのデメリット

ウェットフードのデメリットもありますのできちんと理解した上で利用しましょう!

ウェットフードのメリットである水分量ですが、水分量が多いため傷みやすく、一度開封すると保存が効きません。

ウェットフードはそのため1回分の小分けになっていることが多いですが、それでも体調などの関係で残してしまうこともあるかもしれませんが使い切りになっているので余ったからと言って冷蔵庫などで保管することはできませんので注意しましょう!

また傷みやすいという理由でドライフードよりも保存のために添加物が多く含まれている傾向にあります。

時々あげるものだったらそこまで慎重になる必要はないかもしれませんが、頻繁に与えることがある場合はきちんと原料などを確認するようにしましょう!!

ウェットフードを選ぶときのポイントは?

ウェットフードを実際に選ぶときのポイントを紹介します。

  • 添加物の少ないもの
  • 用途に応じてウェットフードの種類を選ぶこと

添加物の少ないもの

上でも説明した通りウェットフードは水分量が多い分、ドライフードに比べて傷みやすくなっています。

鮮度を保つために添加物が大量に使われていることがあります。

添加物のなるべく少ないものを選んであげましょう!!

用途に応じてウェットフードの種類を選ぶこと

ウェットフードと一口に言っても「総合栄養食」「一般食(栄養補完食、副食)」があります。

「総合栄養食」はそれだけで食事が完結するもの、「一般食」はおやつやサプリのような感覚であくまで食事のサポートとしての位置づけのフードです。

スーパーやコンビニでも買えるお手軽おやつとしても有名な「ちゅ~る」や「ミャウミャウ」は「一般食」に分類されます。

「一般食」はあくまで食事サポートの位置づけなので、1食を賄うことはできないので注意してください!!

ただしカロリーはきちんとあるので、家猫ちゃんに毎日おやつとして与えるのはカロリーのとりすぎで肥満などの心配がありますので、爪切りやブラッシング、病院にいった日のご褒美や食欲がない時に限ってあげるのが望ましいですね!

ドライフードの替わりに1食ウェットフードをあげたい時は「総合栄養食」と書かれているものを選びましょう!!

おすすめ安全・無添加のウェットフード紹介!

ドライフードの変わりに1食分をウェットフードに変えるのであればきちんと栄養が取れて、安全なものを選んであげたいですよね!

ということで今回は「総合栄養食」のウェットフードで無添加の安心フードを紹介します。

カナガン チキン&サーモン

まずはドライフードもプレミアムフードとして有名なカナガンからもウェットフードが出ています。

ドライフード同様、人工添加物不使用・グレインフリーの原材料になっています!しかしモグニャンも人気ですね〜

ウェットフードは「総合栄養食」であってもドライフードに比べてタンパク質量が10~15%程度のものが多い中、カナガンのウェットフードは19%とタンパク質量も大目の成分構成になっています。

特許取得成分配合!『カナガンデンタルキャットフード』

ジウィピーク キャット缶

お次はニュージーランドのジウィピークのウェットフードの紹介です!!

ジウィピークのドライフードの評判もよいですが、ウェットフードも安全でおすすめです!

ウェットフードは

  • ベニソン(アレルギーになりにくい鹿肉)
  • 牛肉(牧草を食べて自然放牧で育った牛肉)
  • ラム(牧草を食べて自然放牧で育った羊肉)
  • NZマッカロー&ラム(ニュージーランド近海で獲れる天然サバと羊肉)
  • NZフリーレンジチキン(放し飼いで育てられた高級な鶏肉)

の4種類がありますがどれも原材料の93%に生肉・魚が使われています!
お肉やお魚をそのまま缶詰に詰め込んだみたいですね。

ジウィピークのウェットフードは100%天然素材を使用し、消化率も95%と大変高いので栄養がきちんと取れちゃいます!

食べる量も少なくてよいので消化器官にも優しいフードです!

「砂糖・塩・グリセリン・薬剤・防腐剤・着色料・穀物・イモ類・遺伝子組み換え作物・エトキシキン・BHA・BHT・プロピレングリコール」など猫ちゃんの体の負担になるものは使用されていませんので安心です!!

アズミラ ビーフ&チキン

最後はアメリカ産の人間でも食べられるレベルの原材料を使って作られた信頼のアズミラのウェットフードです。

「合成保存料、防腐剤、着色料、香料」を使用しておらず、「塩分、砂糖、イースト」の添加もありません。

ヒューマングレードといわれるフードはたくさんありますが、アズミラはアメリカ農務省認定グレードAのお肉や一級認定の無農薬全粒穀類が使用されています。

製造工場も人間用の工場と同じところで製造がされています!

人間と同じと聞くとなんだか安心ですし、一級認定の無農薬全粒穀類はすごいですね。

まとめ

今回はウェットフードの

  • 適切な量はどのくらいか?
  • ウェットフードのメリット
  • 選ぶ時のポイント
  • 安全でおすすめの商品

を紹介しました。

ウェットフードは水分量が多く、水分補給の苦手な猫ちゃんには健康維持のために大変メリットのあるフードで、また子猫・シニア猫ちゃん、病気をした猫ちゃんにも食べやすいフードです。

一方で傷みやすいため添加物はドライフードよりも多いことが一般的です。

種類も「総合栄養食」と「一般食」があり、1食を置き換えるなら「総合栄養食」をおやつとして与えるのであれば「一般食」を選びましょう。

原材料やカロリーなどをきちんと把握したうえで、安全なウェットフードを選んであげ愛猫ちゃんの健康を守ってくださいね!

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この記事を書いた人

猫飼い歴14年の無類の猫好き。
【猫健康管理士】の資格を持ち、猫の生態や健康に生きていくための知識を持っていて、猫と快適に過ごす方法やコツなどを紹介させていただきます。
また、猫を飼っている人の為の猫グッズを販売している「and.」のサービス運営を行っていて、保護猫団体への寄付を行い、精力的に保護猫活動を行っています。

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